なんだか色々、大変なことになってきましたね・・・。
いや、もうずっと前から、世界のあちこちで(日本のあちこちでも)、大変なことにはなっていたのだけれど、
なんて言うか、ついに目の前まで、大きな恐怖が来たというか。
いや、こんな暗い話をしようと思ったのではなくって!
そう、毎日暗い話ばっかりで、明るいニュースなんか全然なくなっちゃって、
それで、昨日、
「ああもう何か、明るい話が読みたいわぁ!」
と、とても思って、
取り出したクレヨン王国の話をしようと思ったんです。
最近、玉川上水では、野鳥のさえずりがとてもにぎやかです。
でも私は、声を聞いても、姿を見ても、野鳥の名前なんて、全然わかりません。
で、そんな時いつも、まゆみさんを想い出すのです。
私の中では、野鳥といったら、まゆみさん。
まゆみさんは、野鳥クラブの部員ですから。
「読みたい!」と思って開いたのは、『クレヨン王国 月のたまご PART2』のラスト、湖畔での再会のシーン。
今まで、何べんも何べんも読んだけれども、何度読んでも、いつも、とても、胸がいっぱいになる場面です。
咲き乱れる、白い、コブシの花。
霧に隠れる、湖面。
箱根の芦ノ湖に居たまゆみさんが、
ふいに、
いや、必然に、
おもかげ池に、つながるシーン。
『なにもかわってはいないようですが、なにかがかわっているのです。』
雪景色かのような、満開の、コブシの花。
その落花で、真っ白の道。
そこに小さく現れる、あの、ふざけた二匹(←愛を込めて。)
「そいつは愚行だぞ。」
「ぐこう?」
「おろかな、おこない。」
もう、このあまりの彼ららしさに、読んでいる方も、懐かしさと再会に胸がいっぱいです。
「ま、待って 待って まゆみ、まゆみよ!あたし。」
満開の、白いコブシの花の中。
その再会は、何度読んでも、泣けてしまうシーンです。
そうやって、胸がいっぱいになるものを読むと、気持ちが明るくなれて。
ああやっぱり、こんな暗い時は、自分のすきなお話を、あらためて読みたいなぁと思います。
プリンセス雅と、と言ったのは、明るい花の写真が撮れたので、それも載せようかと。
あ、インスタにはとっくに上げたのですが。
先週の土曜日に、玉川上水で出会いました。
雅子様の御成婚記念の桜だそうです。
初めは『プリンセス雅子』だったのが、今は『プリンセス雅(みやび)』というそうです。
色がとてもきれいです。
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