今日は父の日でしたね。
父が他界している私にとって、「父の日」は通り過ぎる日でしかありませんでした。
しかし、今日の朝届いたメルマガの中に、ハッとさせられるものがあり、皆様にもその文章をお届します。
セラピストで、イメージコンサルタントをされている「田中みどり」さんという方のメルマガです。
関西では、ラジオ番組も持たれている方らしいです。
まだ、お会いしたことはありませんが、近々お会いできるかも…。(^^♪
田中みどりさんの本日のメルマガより
++++++++++++++++++++++++++
『父の日・お父さんありがとう・そしてご先祖様ありがとうございます。』
今日は父の日、お父さんに感謝を伝えましょう。
お電話してみましょう。
日曜日の朝に、このようなメルマガを配信することをお許しくださいませ。
脳梗塞で左脳がダメになった父のことです。
左脳がダメなので、話せなく右半身が動きません。
84歳という年齢のせいもあり、ドンドン右脳の動物的本能で生きています。
先日、私が介護施設に行った時、父のベッドの枕もとに、大便があるのです。
それだけではなく、それを食べてしまっていたのです。
話すことも、ナースコールを押すことも出来ない父です。
オムツに便をして気持ち悪く、触ったのでしょう。
食べ物と見分けがつかないのでしょう。
私はショックでした。
ここまでに・・・。
ちょうど私は、飲めるアロマオイル持ってきてたので、殺菌作用のあるレモンで口を
洗ったり、胃腸によいレモンとオレンジのアロマオイル水を飲ませました。
それを見た施設の方が、アロマに興味を持ってくれました。
私は思いました。
父は、私の使命のために、こんなことまでしてくれたのかも知れません。
ありがとう・・・ごめんね・・・。
・・・・・・・・・
以前にメルマガでご紹介しました「手紙~親愛なる子供たちへ」を、今一度、載せま
す。
・・・・・・・・
『手紙』
~親愛なる子供たちへ~
年老いた私が、
ある日、今までの私と違っていたとしても、
どうか、そのままの私のことを理解して欲しい。
私が服の上に食べ物をこぼしても、
靴ひもを結び忘れても、
あなたに色んなことを教えたように、見守って欲しい。
あなたと話す時、同じ話を何度も何度も繰り返しても、
その結末を、どうかさえぎらずに頷いてほしい。
あなたにせがまれて、繰り返し読んだ絵本の暖かな結末は、いつも同じでも、私の心
を平和にしてくれた。
悲しい事ではないんだ。
消え去ってゆくように見える私の心へと、励ましのまなざしを向けて欲しい。
楽しいひと時に、私が思わず下着を濡らしてしまったり、
お風呂に入るのを嫌がる時には、思い出して欲しい。
あなたを追廻し、何度も着替えさせたり、
様々な理由をつけて、嫌がるあなたとお風呂に入った懐かしい日のことを。
悲しい事ではないんだ。旅立ちの前の準備をしている私に、祝福の祈りを捧げて欲し
い。
いずれ歯も弱り、飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない。
足も衰えて、立ち上がる事すら出来なくなったなら、
あなたが、か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように、
よろめく私に、どうかあなたの手を握らせて欲しい。
私の姿を見て悲しんだり、自分が無力だと思わないで欲しい。
あなたを抱きしめる力がないのを知るのは辛い事だけど、
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい。
きっとそれだけで、それだけで、
私には勇気がわいてくるのです。
あなたの人生の始まりに、私がしっかりと付き添ったように、
私の人生の終わりに、少しだけ付き添って欲しい。
あなたが生まれてくれたことで、私が受けた多くの喜びと、
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい。
私の子供たちへ、愛する子供たちへ・・・。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
というものでした。
「手紙」という文章が、本当に心に残りますね。
個展の荷物搬入をする今日が「父の日」
私の父もきっと見守ってくれているのだな…。
と思いました。
父に、祖先に感謝です。
そして、いつまでも元気でいてほしい母に、感謝。
今日の夕方搬入作業開始、お天気が心配ですが。
頑張ります。
明日11:00からの開始ですからね。
心よりお待ちしています。