登場人物のひとり曰く
マシュマロマンのような女性司書さんが
テキパキと選んでくれた本とともに
羊毛フェルトでこしらえた付録!を
渡してくれる 5章からなる小説です
既に1章の途中まで読んだところで
この本大好き!と思いました
思わず書きとめておきたくなるような
素敵な言葉が たくさん
たくさん出てくるのです
最初に書き留めたのが この言葉です
十月十日、お母さんのおなかで
誰からも教わることなく
人間の形に育って、
まったく環境の違う世界に
飛び出してきたんだから。(略)
たぶん、人生で 一番
がんばったのは生まれたとき。(略)
あんなすごいことに耐えたんだから、
ちゃんと乗り越えられる
この本は図書館で予約待ちをしていて
先に読んだ「木曜日にはココアを」と
同じ作家さんだと後から気付きました
でもでも じんわりと
幸せな気持ちを届けてくれる
後ろから優しく背中を押してくれる
この方の世界が大好きで 即
図書館に他の本も予約を入れました
今回読んだこの本の
続編もあったらいいのにな💚