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芥川賞を受賞した
「むらさきのスカートの女」が
「むらさきのスカートの女」が
気になりつつも読みそびれてしまい
この作家さんの小説を
この作家さんの小説を
読むのは初めてでした
作風もわからぬまま
作風もわからぬまま
読みすすめましたが
今までに読んだことのない世界が
今までに読んだことのない世界が
広がっていました
4つの小説が入っていますが
表題作は 「とんこつ」というより
常識的に考えれば 「ポンコツ」
4つの小説が入っていますが
表題作は 「とんこつ」というより
常識的に考えれば 「ポンコツ」
( 失礼!) な人たちのお話で…
だって 接客業なのに
「いらっしゃいませ」も
「ありがとうございました」も
言えないし
壁に突っ立っているだけなのに
お給料もらってるバイトって
どうかと思いますよね
だからといって
メモ用紙に「いらっしゃいませ」とか
「ありがとうございました」とか
書いておいて
その都度メモを引っ張り出して
接客をするという…
その発想が突拍子もなさすぎて
実は発展途上のロボットという
実は発展途上のロボットという
オチなのではないかと
思いましたが違いました
思いましたが違いました
他の作品でも 善意がアダになって
とんでもないことになったり
うすら寒かったり
用意周到ぶりが怖すぎたり
ありえないお話だと思いつつも
知らぬ間にそちら側に
足を踏み外して
ありえないお話だと思いつつも
知らぬ間にそちら側に
足を踏み外して
いってしまうのではないか
…というような危うい感じ
…というような危うい感じ
空恐ろしさを感じる一方
文体は読みやすく
ちょっと癖になりそうです
でもでも実際には
こんな登場人物たちには
関わりたくありません
(^_^;)
文体は読みやすく
ちょっと癖になりそうです
でもでも実際には
こんな登場人物たちには
関わりたくありません
(^_^;)