あしたのことば / 森絵都
言葉をテーマにした8つの物語
表紙を含め 9人の
イラストレーターとのコラボ短編集
1作目の 「帰り道」 という物語は
小学6年生の国語の教科書に
収録されたものです
下校時の男の子2人の胸のうちが
それぞれの側から書かれていました
「遠いまたたき」 という物語では
〈言えなかった言葉はどこへ行く?〉と
パソコンに打ち込むと
「ココデス」と検索結果の文字が現れて…
とても好きな作品でした
表題作の 「あしたのことば」に出てくる
「またあした、遊ぼうや!」
「またあした」 って
なんていい言葉なんだろう
明日が来るのが楽しみになるね (^○^)
どうしても苦手な子がいたり
悩んじゃうこともあるけれど
前向きな気持ちになれる
素敵な短編集です
児童書ということになるのでしょうが
おとなにとっても
読んで良かったな…と思う本でした
なぜって おとなも
こどもだったのですから(^o^)/
国語の教科書といえば
わたしが好きだったのが
あまんきみこさんの 「白いぼうし」
挿絵が いわさきちひろさんでした
それから 宮沢賢治の 「やまなし」
幻燈風の挿絵も とても好きだったなぁ
高校生の時の 梶井基次郎の 「檸檬」も
大好きでした
90歳セツの新聞ちぎり絵
/ 木村セツ
ご主人を亡くされて
何もすることがなくなって
娘さんに勧められて
指のリハビリも兼ねて
新聞ちぎり絵を始めた女性の作品集です
和紙とはまた違って
新聞広告独特の趣があります
あえて文字を入れたり
気づかずに入れたのが
味になっていたり
とても素晴らしいです
何歳になっても新しい発見があり
知らなかった自分に出会える
チャンスがあることを
教えていただきました (^_^)v
*昨日の夜 🌙
部分月食のお月様をアップしました
よろしければそちらも
見てやってくださいませ (^o^)/