土を喰う日々
―わが精進十二ヶ月―
水上勉
WOWOWで映画
土を喰らう十二ヶ月
を観たことをきっかけに
原作を読んでみました
昭和53年に刊行されたものが
昭和57年に文庫本で発行されたもので
内容は素晴らしいのですが
いかんせん字が小さすぎて
読み進めるのが辛い…
もう少し大きな字で
再発行して欲しいです
(^_^;)
映画と違って恋愛や地元の人々との
絡みは出てこず
少年の頃 京都の禅寺で
精進料理の作り方を教えられ
軽井沢の山荘で暮らし 執筆の傍ら
畑で育てた季節の野菜を
作りながら料理する著者の
食のエッセイであり
クッキングブックになっています
カバー絵も著者自身の作で
こんなに素敵なのに
図書館のラベルが残念!
映画の方はといえば
2022年の作品で
監督は沖縄を舞台にした映画
「ナビィの恋」の中江裕司さん
共演は松たか子さん他
立春 啓蟄 清明と季節は進んでゆき
若竹煮 こごみの胡麻和え
釜のおこげご飯 せりご飯
わらびの味噌和え 山うどの味噌汁
みょうがと梅干しの混ぜご飯…
野菜好きの私にとっては もう
お腹が鳴ってしまいそう
子供の頃 祖母が 山から
たらの芽(方言なのかタロッペと
言っていました)や わらびを
摘んできてくれたことを
思い出しました
白菜漬けを仕込んだり
メダカやアカガエル
野生動物や野鳥の声など
豊かな自然が伝わってきて
(人間関係…実の息子がいるのに
婿である主人公が義母の葬式を
押し付けられる設定は ちょっと
どうかなと思いましたが)
とても美しい映画です
こちらは映画の1場面から
主役の沢田研二さんの朝食の場面
料理は土井善晴さんだそうです
WOWOWから信濃八太郎さんの
映画のイメージ画
小山薫堂さんの言葉を
テレビから撮影
ネットの書き込みを読んでいたら
ジュリーを知らない若い方が
「オーラのない田舎にいる
普通のおじさん」とか書いていて
(゜ロ゜)
オーラは消しているのでしょうが
ジュリーを知らない世代というのが
…そりゃそうか(^_^;)
エンドロールで流れる主題歌は
ジブリ映画でもおなじみの作詞家
詩人 覚和歌子さんの作詞で
ジュリーが歌っています
どうかなと思いましたが)
とても美しい映画です
こちらは映画の1場面から
主役の沢田研二さんの朝食の場面
料理は土井善晴さんだそうです
WOWOWから信濃八太郎さんの
映画のイメージ画
小山薫堂さんの言葉を
テレビから撮影
ネットの書き込みを読んでいたら
ジュリーを知らない若い方が
「オーラのない田舎にいる
普通のおじさん」とか書いていて
(゜ロ゜)
オーラは消しているのでしょうが
ジュリーを知らない世代というのが
…そりゃそうか(^_^;)
エンドロールで流れる主題歌は
ジブリ映画でもおなじみの作詞家
詩人 覚和歌子さんの作詞で
ジュリーが歌っています
☘️
著者の作品は20歳ぐらいの時に
友人に借りて
「ブンナよ、木からおりてこい」を
読んだくらいでしたが
映画を見ることによって
素晴らしいエッセイを読む機会を得
嬉しく思いました