どんぐりうさぎのタンポポ野原2

百年の子/古内一絵 を読みました。


(クリックで
大きくなります)

百年の子/古内一絵

令和と戦時中を交互に
小学館をモデルにした出版社を
舞台にした壮大な物語

出版社に勤める女性が
ひょんなことから
祖母が戦時中同じ出版社で
働いていたことを知ります

同僚との関係 祖母 母娘の葛藤
友との出逢い 出版界の変遷

戦時中に 日本は「神の国」として
文章で子供たちを煽った黒歴史や
玉音放送の場面も出てきますが
描かれ方が秀逸で心に迫ります

手塚治虫 林芙美子 藤子不二雄
ウルトラマンシリーズなどのモデルも
登場し興味を注られます

盛りだくさんの内容なのに
全てのバランスがよく すっと
心に入ってきます

文章もとても読みやすく
一気に読み終えてしまいました
間違いなく おすすめです

大好きな 「マカン·マラン」
シリーズの作者だから
手に取った1冊ですが
この本に出逢えて本当に良かった

それから 伊吹有喜さんの
「彼方の友へ」を思い出しました
こちらは昭和の雑誌
「少女の友」をモデルとした
出版社のお話です
感想は以前のブログ
「どんぐりうさぎのタンポポ野原」
で書いています



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

tanpoponezumi1019
チョウキチさん、こんばんは。
嬉しいコメントありがとうございます(^o^)/
bbdupstream494, チョウキチ
是非読んでみたいと思います。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本のこと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事