11月9日(日)
寒くなりそうであったが、日中はそれ程でもなかった。 試験の答案用紙を返して、3分間スピーチの練習をし、一級の試験問題をして、映画を見せたら、終ってしまった。マーケットへ買い物に出掛けて、1時過ぎに昼食を食べる。
一番お気に入りのスーツとコートが見つからない。もって来なかったのか、忘れてしまった。 残念ながら紀先生は、用があって、行けなくなったと連絡がはいり、当初の予定通り、5名で5時15分にハイヤーで聊城大学に向かう。途中暗くなり、何度か道を尋ねて、3時間掛ってしまう。予定より一時間遅れである。240元也であった。しかし門が東西南北にあるというのには、恐れ入るる。間違って南門で降りてしまって、北門まで1Km程はなれているそうで、途中掛けだすほどであった。学生達は待ちくたびれたようで、気の毒で本当に申し訳なかった。 今回の目的は、初めてみる日本の男子で、どんな言葉を使うかを聞いてもらうことであるため、早速自己紹介がてら、1時間あまり、今までの会社生活とかコンピュータについて経験談的に話す。途中でソフトボールのグラブとボールを出して、趣味を説明する。本当に真面目な感じで、実に大人しいようであった。聨合大学のガサツナが全然なく、気持ちよく交流することができた。1時間の遅れで、折角の時間を無駄にしてしまい、残念であった。
その後10時過ぎに、正門前にあるホテルでチェックインをする。一泊60元であり、学生は4人でツインの部屋で眠るとのこと。少し可哀相であった。その後遅い夕食を食べて、やっと一日が終った。11時過ぎに寝る。
11月10(月)
7時に起きて、コーヒを飲んだ後で、パンを買ってきてくれたのをかじって、8時に聊城大学北門の近くにある外国語学院の前に集合するが、先生はまだ見えていなかった。A116室に1,2年生100名以上が集まっており、そこで、夕べとは違う自己紹介と今までの会社生活等を紹介する。あっという間に1時間半が過ぎ、質問が3件程出る。 中国語をしゃべれますか、日本の家族と別れての生活は寂しいことはないですかと、立派な日本語であった。 一緒に来た4人の学生も独りずつ自己紹介をする。やはり3分間スピーチをやってきたお陰で。スムーズにすることができたのは、よかった!
日本語能力試験については、一年生から一級を受験させ、三年生までには取得しなければならないとか、二級はあまり意味がないと考えていると。四年生になると、就職試験や大学院入試の勉強に専念させることができるためでそうである。それと更によりよい就職先を得るためには、さらに難関の"ビジネス日本語”試験にチャレンジさせているとのことで、驚くばかりであった。
10時に無事終えて、学生の自転車を借りて、西校区を見て回る。こちらが古い建物だそうであるが、それだけでも聨合大学より広大であった。かなりの学部があり、ゆったりとしている。中には保育所から小学校まであり、教師にとっても安心して仕事ができるとか、これ程まで完備している大学は、そう見当たらないものであろう。 橋を渡って、東校区へ、ゆっくり歩くと20分は掛りそうである。やはり自転車が必要な距離である。 こちらの建物は新設でより立派で、よくぞここまで教育のために金を掛けるのかと呆れてしまう程であった。まず先生の外人教師用棟の部屋を見て、全く驚く。家族で住んでも十分広いもので、独りで住んでおり、設備も全て揃い、空調、暖房も各室に付いていた。応接には数人がけのソファーがあり、書斎には立派な机と、学生の個人写真が貼られており、名前と顔を覚えるためにはなかなか良いアイデアであると感心する。 美味しいコーヒを2杯飲んでから、昼食へ、学生食堂は少し遅すぎて終っていたので、民間のレストランへ、1時近くになってしまい、お腹ぺこぺこで、結構美味しく頂く。60元で安かった。
構内が実に綺麗で、聨合大学と大きく違うのは、掃除をする女の人の姿が見えず、大学を退職された方が、構内に住んでいて、彼等達が掃除などを手伝ったり、驚くことには、学生全員に、1年間7日間労働奉仕があるそうで、彼等が、あちこちと、ゴミ掃除をしているのを見かけた。実に躾が出来た大学である。農村出身の学生が多いそうで、彼等に教育の場を積極的に与えていて、このような立派な設備を造り、その影響でこういうことができているのかもしれない。 そうこうしているうちに、2時半になり、東校区を見て廻って、元の場所に戻った時には、3時になってしまい、とうとう市内観光はできなくなり、また来るときまでの楽しみに先延ばす事になってしまったのは、心残りとなった。
次回は聨合大学で12月の能力試験が終った後で、学生を何人か連れて来てくれる事になる。さて、何を見せてあげることができるか、心配であるが、学生達との話し合いや、新居崎先生の素晴らしい話を聞かせるだけでも、十分意味があるものになると思われる。
帰りのハイヤーを探したが、マイクロバスは見当たらず、普通のタクシーと交渉して、さすが翠那さんの見事な交渉成立で210元までまけさせて、今度は2時間で帰ってくることが出来た。 やはり、大型タクシーはスピードが速い!
寒くなりそうであったが、日中はそれ程でもなかった。 試験の答案用紙を返して、3分間スピーチの練習をし、一級の試験問題をして、映画を見せたら、終ってしまった。マーケットへ買い物に出掛けて、1時過ぎに昼食を食べる。
一番お気に入りのスーツとコートが見つからない。もって来なかったのか、忘れてしまった。 残念ながら紀先生は、用があって、行けなくなったと連絡がはいり、当初の予定通り、5名で5時15分にハイヤーで聊城大学に向かう。途中暗くなり、何度か道を尋ねて、3時間掛ってしまう。予定より一時間遅れである。240元也であった。しかし門が東西南北にあるというのには、恐れ入るる。間違って南門で降りてしまって、北門まで1Km程はなれているそうで、途中掛けだすほどであった。学生達は待ちくたびれたようで、気の毒で本当に申し訳なかった。 今回の目的は、初めてみる日本の男子で、どんな言葉を使うかを聞いてもらうことであるため、早速自己紹介がてら、1時間あまり、今までの会社生活とかコンピュータについて経験談的に話す。途中でソフトボールのグラブとボールを出して、趣味を説明する。本当に真面目な感じで、実に大人しいようであった。聨合大学のガサツナが全然なく、気持ちよく交流することができた。1時間の遅れで、折角の時間を無駄にしてしまい、残念であった。
その後10時過ぎに、正門前にあるホテルでチェックインをする。一泊60元であり、学生は4人でツインの部屋で眠るとのこと。少し可哀相であった。その後遅い夕食を食べて、やっと一日が終った。11時過ぎに寝る。
11月10(月)
7時に起きて、コーヒを飲んだ後で、パンを買ってきてくれたのをかじって、8時に聊城大学北門の近くにある外国語学院の前に集合するが、先生はまだ見えていなかった。A116室に1,2年生100名以上が集まっており、そこで、夕べとは違う自己紹介と今までの会社生活等を紹介する。あっという間に1時間半が過ぎ、質問が3件程出る。 中国語をしゃべれますか、日本の家族と別れての生活は寂しいことはないですかと、立派な日本語であった。 一緒に来た4人の学生も独りずつ自己紹介をする。やはり3分間スピーチをやってきたお陰で。スムーズにすることができたのは、よかった!
日本語能力試験については、一年生から一級を受験させ、三年生までには取得しなければならないとか、二級はあまり意味がないと考えていると。四年生になると、就職試験や大学院入試の勉強に専念させることができるためでそうである。それと更によりよい就職先を得るためには、さらに難関の"ビジネス日本語”試験にチャレンジさせているとのことで、驚くばかりであった。
10時に無事終えて、学生の自転車を借りて、西校区を見て回る。こちらが古い建物だそうであるが、それだけでも聨合大学より広大であった。かなりの学部があり、ゆったりとしている。中には保育所から小学校まであり、教師にとっても安心して仕事ができるとか、これ程まで完備している大学は、そう見当たらないものであろう。 橋を渡って、東校区へ、ゆっくり歩くと20分は掛りそうである。やはり自転車が必要な距離である。 こちらの建物は新設でより立派で、よくぞここまで教育のために金を掛けるのかと呆れてしまう程であった。まず先生の外人教師用棟の部屋を見て、全く驚く。家族で住んでも十分広いもので、独りで住んでおり、設備も全て揃い、空調、暖房も各室に付いていた。応接には数人がけのソファーがあり、書斎には立派な机と、学生の個人写真が貼られており、名前と顔を覚えるためにはなかなか良いアイデアであると感心する。 美味しいコーヒを2杯飲んでから、昼食へ、学生食堂は少し遅すぎて終っていたので、民間のレストランへ、1時近くになってしまい、お腹ぺこぺこで、結構美味しく頂く。60元で安かった。
構内が実に綺麗で、聨合大学と大きく違うのは、掃除をする女の人の姿が見えず、大学を退職された方が、構内に住んでいて、彼等達が掃除などを手伝ったり、驚くことには、学生全員に、1年間7日間労働奉仕があるそうで、彼等が、あちこちと、ゴミ掃除をしているのを見かけた。実に躾が出来た大学である。農村出身の学生が多いそうで、彼等に教育の場を積極的に与えていて、このような立派な設備を造り、その影響でこういうことができているのかもしれない。 そうこうしているうちに、2時半になり、東校区を見て廻って、元の場所に戻った時には、3時になってしまい、とうとう市内観光はできなくなり、また来るときまでの楽しみに先延ばす事になってしまったのは、心残りとなった。
次回は聨合大学で12月の能力試験が終った後で、学生を何人か連れて来てくれる事になる。さて、何を見せてあげることができるか、心配であるが、学生達との話し合いや、新居崎先生の素晴らしい話を聞かせるだけでも、十分意味があるものになると思われる。
帰りのハイヤーを探したが、マイクロバスは見当たらず、普通のタクシーと交渉して、さすが翠那さんの見事な交渉成立で210元までまけさせて、今度は2時間で帰ってくることが出来た。 やはり、大型タクシーはスピードが速い!