信楽タヌキにみる自由の世界

信楽タヌキを研究する、けいおうタヌキ研究所です。ブログでは信楽タヌキの楽しみ方や生態に焦点を当てたいと思います。

気になるタヌキスポット、募集してます

2020-08-25 00:10:03 | 日記
長期休暇が終わるのが嫌すぎて、
現実逃避にミント栽培を始めたけいおうタヌキ研究所です。

突然ですが皆さま、気になる信楽タヌキスポット、ありませんか。


例えばこのタヌキ。
東京都の高水山に登ろうとした際、道中で出会ったのだが。

なんともいえぬ虚無の表情。
ゲートボールをしているようで、全く楽しそうに見えない。

一体なぜ、誰が、こんな場所に置いたんだろう。

そんな疑問ばかりが生まれるタヌキスポットや、謎のタヌキを見かけたことはないだろうか。


自粛期間、なかなか遠出もできない状況ではあるが、
けいおうタヌキ研究所としての活動も少しずつ再開していきたい所存。

活動内容は信楽タヌキの歴史に関する研究が主立っているが、
信楽タヌキの扱われ方、置かれ方に関する研究も深めていきたい。

そこで、全国にある謎のタヌキが置かれた場所について
皆さまご存じであれば、ぜひぜひ情報をいただきたい。

皆さまに変わり、当方が現地へ足を運び、
誰が、いつから、なぜタヌキを置いたのかについて調査し、
謎を解明していくことを目指します。

変な場所に置かれたタヌキだけでなく、
例えば、なぜかコスプレさせられているタヌキとか、
神様としてあがめられているタヌキとか、
少しでも「なぜ?」という疑問が生まれるタヌキなら大歓迎です。

北海道から沖縄まで、どんな場所でもタヌキに会いにゆきますので
ぜひ、ぜひぜひ、ぜひぜひぜひお力添えを!



自然と調和する信楽タヌキ #信楽タヌキ紹介8

2020-08-16 18:11:35 | 日記
長期休暇最終日に、ようやく自己研鑽への意識が高まり始める皆さま。

私も同じです。けいおうタヌキ研究所です。

今回の信楽タヌキ紹介では、
民家やお店ではなく、自然の中で生息する信楽タヌキを紹介したい。

知っていましたか?
実はタヌキって、自然にも会うんです!

そんな謳い文句が聞こえてくるほど、タヌキは自然と調和し
我々に心豊かな毎日を提供してくれる。

そんな大地のハーモニーが聞こえてくる味わいを、
本日は皆様にご賞味いただきたいと思います。



□大自然の信楽タヌキを味わう、夏の翠緑贅沢コース(¥4,500)



こちらはウェルカムドリンクの、
至近距離でこちらにガン飛ばすタヌキ




■小前菜 信楽タヌキ ~道路を彩る草木を添えて~



こちらは自然に溶け込むタヌキとは異なるが、
草木とタヌキとの調和を感じられる一枚。

信楽タヌキが土で出来ているからなのか。
いや、そんなことはお構いなしに、その魂が都会の喧騒よりも
緑豊かな大地を求めているからに違いない。




■前菜 信楽タヌキの夏野菜サラダ





毎度おなじみ狸谷山不動院の1枚。
人々に縁起をもたらすとされる信楽タヌキも、こうして草木に囲まれると野生の生き物に見えてくる。

野良信楽タヌキという存在を定義してくれる一品。




■パスタ 信楽タヌキと竹林のパスタ 



竹林に隠れるタヌキ。
自然への溶け込み度も上がっている。

まるで、誰かを待っているかのよう。
単に日陰で涼んでいるだけかもしれない。




■メイン 信楽タヌキと芳醇な雑木林のソテー ~滋賀の陶器風~



すでに信楽タヌキは主役ではなく、かといって脇役でもない。
もはや自然と一体化している。

人々に縁起を呼ぶ置物というよりは、
自然を守り、山に生きる対局的な置物に見えるかもしれない。
(本来の動物のタヌキに還っているのかも)




■デザート 信楽タヌキのココアアイス



寝ているタヌキにココアパウダーをぶちまける。

自然との調和とは何も草木との親和性に限った話ではない。
タヌキそのものの風化具合も関係している。

ただ置かれるだけでなく、埋まってすらなお調和し、風情すら醸し出すタヌキには、底知れぬポテンシャルを感じずにはいられない。




ということで、自然に溶け込むタヌキというテーマでの紹介でした。

陸も地中も制するタヌキ。
残るは空と海。
空飛ぶタヌキや、海中に潜むタヌキを見かけた方、
ぜひけいおうタヌキ研究所へ。


猛暑の日は精神世界で信楽タヌキと出会えば解決

2020-08-12 19:00:00 | 日記
真夏を乗り切ろうとロシアへの永住を検討し始めた皆さま。

けいおうタヌキ研究所です。


こちらは日陰を作ろうとするも直射日光を浴びるタヌキです。



さて、最近は新型コロナウイルスの影響に加え、連日30℃を超える猛暑。
なおさらに、外出が憚られるのではないだろうか。

かくいう私も遠出ができず、ここ200年程信楽タヌキに出会えていない。

それでも、どうにかしてタヌキに出会いたい!

そんな皆さまの心の声、確かに私まで届いています。
そこで、今回紹介したいのがこちら。


ドリーム信楽タヌキエクスプローラ


この遊び、なんと家にいながらタヌキと出会える。
場合によっては、タヌキと会話もできるし、自らタヌキを作り出すことも可能。

さらに、皆さまの日々の活動をよりイキイキさせる力もある。

ならば、やらないほうが損である。
が、そんな夢のような世界が存在していいのだろうか?
いいんです。

今回はこの記事を見ている皆さまだけに、
神秘的な体験をする方法をお教えします!


【遊び方】
①身体に心地よく疲労を感じた時間帯になった段階で、部屋の照明を落とす
 (生活リズム的に、夜22時以降またはお昼時がオススメ)
②自室に「綿や綿を入れた布袋」を敷く、その上にあおむけに横たわる。
 (体に負荷をかけず、リラックスさせる効果があります)
③さらに「綿や綿の入った布袋」を用意し、体の上にかける
 (遊びの途中、体を冷やさない効果があります)
④目を閉じて、しばらくじっと待つ。
 (この時、頭の中で信楽タヌキのいる景色を強くイメージするとよい)
⑤意識がなくなったら成功!


おそらく、皆さま未経験の遊びのはずなので、初めは戸惑うと思う。
ただでさえ暗い真夜中、部屋の電気を消して、その上目を閉じてじっとしているなんて、考えただけでゾッとしてしまうのではないだろうか。

でも安心していただきたい。
これは信楽タヌキに出会う、正しい「冒険」の一つなのです。


【ドリーム信楽タヌキエクスプローラを体験した方々の声】
「初めは緊張しましたが、家にいながらタヌキと遊ぶことができました!」
(40代男性)

「タヌキとは出会えませんでしたが、不思議と体の疲労が回復しました! 今では毎日欠かさず行っています」
(20代女性)

「さっきまで夜だったのに、気が付くと翌日の朝になっていました! 本当にタヌキに化かされた心地です」
(30代女性)

「中々意識がなくならない時は、事前にホットミルクを飲んだり、湯船につかったりして、体を温めておくのが効果的でした」
(10代男性)


この遊びは単にタヌキと出会えるだけではない。
体の疲れを取り、翌日も元気に遊んだり仕事ができたりする効果もある。
そんな、夢のような体験を、ぜひにあなたにも体験してほしい。


以上、怪しい遊びを教えているようで、
猛暑だからこそ睡眠の大切さを教えたかった、けいおうタヌキ研究所でした。




最強のタヌキ選手権 #信楽タヌキ紹介7

2020-07-21 23:05:25 | 日記
自粛期間中、筋肉の成長を最高の喜びと捉える皆さま。

成長の途中失礼いたします。
けいおうタヌキ研究所です。

さて、だらしなく大きなお腹、むっちりした体型
そんなイメージの強い信楽タヌキだが、実はその中にも
強靭にして最強のタヌキというものが存在することをご存じだろうか。

知らなかった方はおめでとうございます。
本日があなたのマッスルタヌキ記念日です。


エントリーNo.1 ゴリタヌキ
「へぇ、アイツ、倒しちゃっていいんだ」

一目見ただけでわかる。彼がまぎれもない、強者であることが。

時代の古いタヌキは比較的細身で野性的な体つきをしているが、
このタヌキにはおそらく、無駄な脂肪が存在しない。

あるのはただ、勝利を求めるためだけに育てられた、筋肉のみ。

そして、穴の開いた黒目は、底の見えない暗闇につながっている。
彼に善悪は無い。あるのは、勝ちか負けか、それだけだ。





エントリーNo.2 ガチムチタヌキ
「一撃。それで、すべてが終わる」

脂肪では隠し切れないマッスル。
早く外に出させてくれ、闘わせてくれという筋肉の悲鳴が聞こえてくるだろうか。
私には聞こえない。

スピードを犠牲に攻撃力を追求した、パワータイプである。





エントリーNo.3 ミニタヌキ
「戦いは数だと教えたはずだがね」

小さいからと侮るなかれ。
ガタイの良さと、何より物量で攻めるタイプのタヌキ。

1匹では体格差で勝てずとも、5体、10体といればどうだろうか。
巧みな連携と小柄ゆえの身軽さを生かし、確実に勝利をもぎ取る。




エントリーNo.4 どすこいタヌキ
「悪いことは言わん、諦めた方がいいっすよ」

これから始まるのは闘いではない、競技である。
巨体を生かしつつスピードも兼ね備え、確実に相手を土俵から突き落とす。

笑顔でこちらを見下ろすその表情には、余裕が浮かんでいる。




エントリーNo.5 バトルアックスタヌキ
「ルールを破った覚えはないよ」

勝てばよい。たとえ武器を使っても。

すっとぼけた顔でオノを掲げるタヌキ。
体は極限まで細身に絞り、速さをも武器としている。

いかに強靭な筋肉も勝てないものがある。
それを今日、教えて差し上げよう。


エントリーNo.6 ホラータヌキ
「………?」

彼は闘わない。
彼は動かない。

しかし、彼は勝利する。

感情も意思も見えない真っ暗な表情。
目にした相手は、恐怖のあまり自ら膝をつく。
それが本人の意思に、反していたとしても。




可愛い、怖いという声はよく聞く一方、
強そう」というコメントを耳にすることは少なかったので、
最強のタヌキ選手権というテーマでまとめてみた。

あなたは、どのタヌキが最強の称号を手にすると思うだろうか。

見事当てられた方には、
タヌキとの100時間耐久相撲に挑戦する権利を贈呈します。


信楽タヌキのキンタマ分類 #信楽タヌキ紹介6

2020-07-12 22:58:05 | 日記
自宅でパンイチ勤務が最強のクールビズだと気づいてしまった皆さま。

世紀の発見を邪魔してしまってすみません。
けいおうタヌキ研究所です。

さて、今回は『信楽タヌキ紹介』記念すべき6回目。

前回はメスタヌキに着目したが、今回は部位に注目したい。

ずばり、玉袋
またの名を、キンタマ。
陰嚢、ふぐり、たまたま。

信楽タヌキの特徴と言えば、
笠、徳利、通帳、そしてキンタマである。


キンタマの存在感は非常に大きい。


そして、みんな大好きなキンタマにおいても、流石は信楽タヌキ。
かなりバリエーションが豊富と見える。

1900年代頭、最初期のタヌキについては、
作家ごとのキンタマの特徴をまとめた絵を見たことがある。

けれども、現在に至るまでのキンタマコレクションを作成した方は
未だいないのではないだろうか。

そこで、この記事を信楽タヌキキンタマ図鑑作成の第一歩としたい。

タヌキを愛する皆さま、キンタマを愛する皆さま。
どちらもぜひ、信楽タヌキのキンタマに興味を持つきっかけとしてほしい。




ノーマルキンタマはどう設定するか?


こちらはキンタマを備えたタヌキの一例。

改めて、数百枚の写真から、キンタマの形の分類を試みた。
そこで気づいたこととしては、標準的なキンタマの定義は何か、という疑問だ。

正直、現時点でキンタマに関する情報は非常に少ない。

タヌキ本体ですら、いつ作られたのかわからないものが大半の中で、
キンタマが歴史的にどう変わったかをまとめることは難しい。

ということで、今回はあえてノーマルキンタマを設定せず、
単純なバリエーションの紹介にとどめたい。





吊金型



キンタマが地面から浮いていて、
体から吊り下がっているような形なので「吊金」

実は、このタイプのキンタマが、唯一名前のあるキンタマである。
(書籍上で呼称される唯一のキンタマ)

吊金型のキンタマは、1900年代初頭など、
最初期のタヌキの特徴の一つとして取り上げられる。

当初はタヌキの体を作った後、後付けでキンタマを取り付けていたのだ。


こちらは比較的最近のタヌキだが、
最初期のタヌキの特徴を模していて、キンタマも吊金型である。





一体化型






比較的多いキンタマの形。
呼び方は便宜的に「一体化型」としている。

最初期以降、キンタマは体と一緒に成形されることが大半なので、
足とくっついて地面に接地している。

この「一体化型」の分類基準としては、
その名の通り、足とほぼほぼ一体化(融合?)していて、
あまりキンタマの存在感がないものを選んだ。



丸袋型



「一体化型」との分け方が私の定性的な判断となってしまうが、
ある程度キンタマの形がはっきりしている、かつ、
玉袋の形が丸型のものを「丸袋型」に分類した。

語感的には「真ん丸」としたかったが、
多くのキンタマが縦長で、きれいな真ん丸とは異なる形だったので
「丸袋型」という名前にしてみました。




ダブル型



こちらは「丸袋型」とは明確に違いがあり、
玉袋がちゃんと2つあるタイプ。


(オプション)ハイライト


こちらはおまけ。
分類ではないが、比較的時代の新しいタヌキほど
キンタマにハイライトが入り、強調されるタヌキが増えているかもしれない。

そんなところにハイライトが入っちゃったら、
もう目線がそこにしか行かないよ。

皆の注目を一身に浴びたい、欲張りなキンタマである。




謙虚型

数体しか見つけられなかったが、
主張の控えめな、謙虚なキンタマもいるものである。

体の大きさに比べて、極端にキンタマの大きさが小さいものは
この型に分類したい。



タマタマバニッシュド型

まれに、おそらくオスタヌキである一方で、
キンタマがない/見えないタヌキがいたりする。

膨れすぎたお腹でキンタマが見えなくなっているのか、
それとも去勢したのか。

いずれにせよメスタヌキ以上のレアタヌキなので、
見つけるといいことがあるかも。たぶん。



躍動型


こちらもなかなか見つけられていないのだが、
躍動したキンタマはこの型。

通常タヌキのキンタマは真下に垂れ下がっているので、
こうして左右に靡いたり、伸びたりしているキンタマは珍しい。

個人的にはこの型のキンタマが好きなので、
今年の目標は10体以上の躍動型キンタマを発見することである。
(もしこの型のタヌキの写真をお持ちでしたら、ぜひ共有くださいませ)




特殊型



少し分類の難しかったキンタマは、一旦この型とした。
1枚目はキンタマが腰掛のようになっていて、
2枚目は台座か何かとキンタマが一体化している。

この型のタヌキは、もう少し数が集まれば
より細かく分類できるかも。




というわけで、単純な分類で終わってしまったが、
キンタマを軸にタヌキを紹介してみた。

タヌキを購入する際は、大きさや表情に着目することが多いと思うが、
これを機に、キンタマにも着目し、お気に入りのキンタマ、
略してお気ンタマを見つけてみてはいかがだろうか。

今回紹介した以外にも、こんなキンタマ知っているよという方がいれば、
ぜひぜひtwitterなどで報告していただけると嬉しいです。

皆さまのキンタマお便り、心からお待ちしております!