ちょっと気分転換で熱いガーワ(カルダモン・コーヒー)もどきを一杯。
コーヒーも身体を冷やす飲み物だがカルダモンを入れると更にクールダウン出来る?(体感的には冷えると感じないのだが)本などでコーヒーやスパイスの薀蓄話を読んでると、そんな効果があるそうなので、そうなのかとと納得している。カルダモンのスーッとした清涼感と濃い目に入れた熱いミルクコーヒーがわたくし的にはお気に入り。アイスコーヒーでは駄目なのだ。
随分昔のことだがシンガポールへ行った時のこと流石に赤道直下の国だけあり暑いのなんの、少し歩いただけで汗びっしょり状態、当然のどが渇き賺さず冷たい飲み物に手を出した。飲めば更に汗となり又飲む。それを繰り返すうちに腹に変化が。汗となるべき液体が胃袋の中でタポンタポンと音を立て始め、食欲もなくなり、汗も冷や汗に変わり最悪に気分が悪くなってしまった。それでも若さのせいか2~3時間後には体調も戻り、ニュートンサーカスで屋台をハシゴ、仕上げは大盛のアイス・カチャンを平らげた。
翌朝、アラブ人街へ散歩に出掛けた。朝から蒸し暑い。昨日の水分多量摂取の件もあり喉の渇きを我慢しながら歩いていると甘いコーヒーの香りが漂って来た。どうやら喫茶店のような所らしい。香りに引かれて店の中へ入るとターバンを巻いた厳つい男たちがそれ程大きくないコーヒーカップからスプーンでちょびちょびとコーヒーを啜りながら二口もあれば食べられてしまいそうな厚焼きトーストのようなものを食べていた。わたくしはコーヒーだけを注文して席についた。皿の上にカップ、カップの中にスプーン。徐にスプーンをかき回すとちょっとした抵抗感?スプーンを上げて見るとなにやら白く粘っこいものが付いてきた。練乳だ。カップの底1センチ位は溜まっていたように記憶する。甘い物好きなわたくしはなんの抵抗もなく一口、甘い!物凄く甘い!でも美味しい!今度はアラブ人のまねをしてスプーンで啜って見た、わたくしには性に合わない、カップから直接が良い。何度かコーヒーを口に通わせるうちに熱いコーヒーと冷房の無い店内の熱気で物凄い汗だ。でもなんか気持ちが良くてもう一杯おかわりをしてしまった。二杯目のコーヒーを飲み終わり回りを見るとまだ一杯のコーヒーをスプーンで啜りながら飲んでいた。彼らにはえらく貴重な飲み物なのか?などと考えつつ店を出た。このコーヒー一杯、日本円で40円位だったと思う。今考えるに中国人街の市場の屋台で100円も出せばタップリ具をのせたラーメンが食べられるのだから、高価な飲み物だったんだと思う。熱気漂う店から出たせいか?なんか身体が涼しくなったような気がした。そういえば学生時代にもそんな経験したっけな?真夏の暑苦しい部室で汗かきながらもやしソバを食べた後のなんとも言えない爽快感・・・最高のクールダウンだった。