いつも心に余裕をもっていたい。何気ない事も“カルチャー”という視点で見つめることが大切だ。
時と場合のカルチャー
のぞみ 47号 / 新大阪到着
NOZOMI 47 - no, 252.5
NOZOMI 47 - no, 253 / Final
のぞみ 47号
~2003年8月30日、東海道新幹線「のぞみ47号」に乗り、
新横浜から新大阪までの車窓をビデオで撮影しました。
あの日から6年10ヶ月。
自身のホームページにて、その気になる一瞬一瞬を
一枚一枚載せて来た。
なんとも他人には意味のない習慣でした。
そのなんとも言えない習慣がついに最終回を迎えた。
何故このような気の長いことをしたのか…?
初期のコンセプトを意識せず、現在の気持ちで改めて考えてみた。
ビデオの流れる景色は、いつ観ても
とてつもないスピードで過ぎ去って行く。
地平線の滑らかなアップダウンと、
レールと車輪のせめぎ合う機械音。
パワフルでありスマートなモータを轟かせ
着実に淡々と風を切り、トンネルをいくつもくぐり抜け
グングン突っ走る。
きっと新幹線のとてつもないパワーとスピードを
便利になった生活の中に、当たり前のひとつとして
容易く馴染ませたくなかったのだと思う。
単純に「速いっ!」と思い続けたい、夢の時間なのだ。
「夢の超特急」といつまでも呼び続けたい
昭和47年生まれの男なのであります。
2009年6月13日 都守太朗
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )