大分市横瀬西小学校の50代の男性事務職員が、同学校の全教職員と全児童の
名前や住所、電話番号などの個人情報が記録されたハードディスクを無断で持ち出し、
勤務外で訪れた先でノートパソコンやハードディスクが盗まれた。
事務職員は警察に被害届を出し、校長に報告したという。
この新聞記事を読んですぐタイトルの言葉が思い浮かんだ。
“盗人猛々しいという言葉を改めて調べて見た。
『盗人』と『猛々しい』から成る合成語で盗みや悪事をしながら
平然としていたり、それを咎め(とがめ)られると開き直ったりする者を罵る”
・・とあった。(引用辞書)
50代の男性事務職員が許可無く持ち出したハードディスク。
それは学校側から見れば“盗まれた”も同然ではないか。
テレビのニュースによると成績なども記録されていたそうだが、
子どもたちや両親はそうした個人情報が第三者に知られた上、
さらに今の時代、不特定多数の目にもさらされるかもしれない
・・という不安に囚われる日々を送ることになった。
個人情報を無断で持ち出された学校側が被害届を出すのならまだわかるが、
それを無断で持ち出しておき、さらに“盗まれた”からと言って
被害者面するとは恥知らずであり身勝手にもほどがあるではないか。
本当の被害者は個人情報をさらし者にされた子どもたちやその家族であり、
本当の加害者は無断で持ち出したこの50代の男性事務職員なのではないか。
この男性事務職員は一体、何の目的で個人情報を持ち出したのだろうか?
本来は持ち出し禁止の決まりがあるのにもかかわらず、無断で持ち出した・・。
いわゆる“名簿屋”に個人情報を売ろうとしたのではないかとも勘ぐりたくもなる。
この男の取るべき道は“被害届”を出すことではなく“自首”すべきだったと思う。
同じようなパターンで何度も繰り返される個人情報流出事件・・。
学校側はこんな男にたやすく個人情報を持ち出された点からしても、
再発を防ぐ意味からその責任者は、この男とともに、公務員として
個人情報の守秘義務違反の罪を厳しく問われてしかるべきだと思う。
●参考:関連日記です
◎守秘義務を守らない公務員はクビにせよ!! 2007年04月22日
◎個人情報流出者は守秘義務違反ではないのか その2 2006年03月10日
◎個人情報流出者は守秘義務違反ではないのか 2006年03月07日
●写真は20日付けの大分合同新聞です。
全くあなたの言うとおりです・
持ち出すなどもってのほかですよね。
公務員に対する処罰があまりにも甘すぎると思いませんか?
私らの血税で生活してるという感覚が彼らには全くないのですよ。
あまりにも粗末な扱い方にかねてから腹立たしい思いをしていました。
頻発する公金横領事件も同様に
他人の財産(個人情報も含めて)に対しての認識がの低さが反映しているのだと思っています。
こんなのは過失ではなく“故意”とみなし
厳罰に処さなければワカラナイのでしょうね・・。
書き込みありがとうございました。