たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

飲酒・当て逃げ市職員に “情状酌量” は疑問

2009年09月17日 | 一般ニュースから
以下、大分合同新聞の記事をモトに書きました。


大分市の男性職員が、職場の歓送迎会でビール中ジョッキ3,4杯、カクテル1杯を飲んだ。
2時間後にクルマを運転、別府市内で物損事故を起こした。
事故後、“明日連絡する”・・と考え、通報せずに現場から立ち去った・・と言う。

しかし署員が自宅を突き止め、事故から3時間後(飲酒から5時間後)に飲酒検知した結果、
酒気帯び運転の基準未満だったが、その後の任意捜査で事故当時のアルコール濃度を鑑定し
酒気帯び運転の基準以上に達していたと判断し、職員を酒気帯び、当て逃げなどの
道路交通法違反で書類送検した。大分市はこの職員を停職6ヶ月の懲戒処分にした。。

このことに対して市民から「処分が軽い」・・との声が電話やメールで十数件届いたという。
ちなみに大分市は「飲酒運転の事故は基本的に免職」とする基準を2006年に定め、
事実関係によっては停職、減給といった幅を持たせていた。

市側は「免職以外で一番重い処分」にしたとし、ぞの理由として・・
◎飲酒量 ◎飲酒後、クルマを運転するまで一定の時間が経過している
◎後で事故を報告しようと思った。逃げたわけではない・・等として
「免職にはあたらないと結論づけた」と説明しているという。

飲酒ひき逃げで息子を失った被害者が、市の処分に対して“逃げ得に当たるのでは”
・・との疑問を述べていたが、たろすけもまったく同感だ。
“後で事故を報告しようと思った。逃げたわけではない・・”というのが、
当て逃げではないとする市側の論理は、とてもマトモな人間の考えることではない。
それは飲酒運転の証拠隠滅を目的とすることは明々白々であり、
“法的”に逃げ得がそれなりの効果があることを奨励するに等しいではないか。

それは事故を起こした相手がたまたま“物”だっただけのハナシ。
それが“人”であれば、重大な結果を招いたであろうことは火を見るより明らかであろう。
その場合でも“後で連絡する”・・と、立ち去ることが逃げることを意味しないとするのなら
飲酒運転撲滅に逆行する愚かな考え方と言わざるを得ないだろう。

この書き込みを読んで下さったみなさまは、どんな感想を持たれるのでしょうか・・・。

●参考:関連日記です。
  ◎公務員の不祥事、原因は“甘やかしすぎ” 2009年09月15日
  ◎無責任な公務員はクビが当然では? 2006年08月06日
  ◎あくまでも身内に甘い大分県の処分にナサケナイ思い 2006年09月21日
  ◎長年にわたって甘やかされ続けた本職を忘れた公務員 2006年09月09日
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
民間人の当て逃げには・・ (たろすけ)
2009-09-21 20:08:56
今日21日付けの新聞記事です。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/0f/a577bf075adc8f528603e3a58948d149.jpg

人が乗っていた車が相手という違いがあるが・・・。ソク逮捕ですよ。

“逃げたわけではない”などという言い訳が
通用しないのは言うまでもありません。
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