たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

法漕関係者殿、被害者より犯罪人が大切なのですか?

2005年01月07日 | 犯罪と裁判・法律
奈良市の女児殺害事件を契機に、再犯防止の為の一つの方法として
性犯罪者の出所後情報の開示の機運が高まっている。
今日の夕刊の記事によると、警察庁の統計では強姦の再犯率は49%以上、
強制わいせつは41%、この統計には強姦から強制わいせつ、
逆に強制わいせつから強姦への再犯率は含まれていないとのことで
実際の性犯罪の再犯率は一層高くなると予想される… としている。

なのに… なのにである。出所後情報の開示は再犯防止の柱にしたいという警察庁の意向に、
(犯罪者の)権利侵害の恐れがあるとして法漕関係者からの反対の声があがっているという。
いわゆる犯罪人の人権にのみ“深い理解”を示す弁護士のセンセイたちなのである。
そんなに犯罪人の人権が大切なのか? なんの罪もなく命を奪われた犠牲者の貴重な人権は、
それを奪った犯罪人以下だとでもいうに等しいではないだろうか。

前の日記“奈良の小学生誘拐殺人の容疑者が逮捕・・2004 12/30 16:22”でも書いたが、
性犯罪歴を持つ人間、その更正は犯人の人権擁護を訴えるナマぬるい弁護士たちが言うほど
甘くはないのは先の統計の数字が示す通りではないか。
今回の犯人も過去、子供たちに対する性犯罪歴、それも殺人未遂まであったというのに、
ナマぬるい人権擁護により保護され野放しになった故に、新たな犠牲者を出してしまったと言えるだろう。
 
幼い子供を自分の欲望を満たすために殺し、その遺体を傷つけ、母親に、
傷つけられた我が子の遺体の写真を送りつける一方、知人に自慢げに見せびらかしていた。
未だ反省の色すら見せないばかりか『悪いことはしていない』などとほざき、
事件当時はアリバイ工作までやっていた小林薫容疑者。
こんな卑劣なオトコに対して“精神鑑定を…”などと宣い
無罪工作をするような弁護士が現れるとしたら… 
その弁護士は卓越した法律の知識を得たのと引き替えに
一番大切な人間としての心を失ってしまったのでは?…と思う。

事実関係が証明されたならば、ソク死刑に!! 
それもこの男が被害者の少女に対して行った方法で処刑してほしいものだと思う。
犯人の人権を尊重するばかりの法漕関係者のセンセイ方よ… 
たとえそれが実現したとしても、犠牲になった被害者の命は帰ってこないのだ。
その意味することを真剣に考えて欲しいものだと思う。

1人の殺人犯罪人の更正というもっともらしい大義名分の名のためにこの先、
一体何人が犠牲になり、その肉親が悲しむことが繰り返されれば気が済むというのだろうか。


●雑感日記からの転載です。 at 2005 01/07 23:42
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無責任な占い師に思う | トップ | 夢・音楽館 さだまさし&岡村... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

犯罪と裁判・法律」カテゴリの最新記事