たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

無責任な占い師に思う

2005年01月03日 | マスコミ関連
高名な(何が?…といいたいが)占い師が昨年末中に、
別府に震度8の地震が来ると大々的にテレビ番組の中で予言していたそうな。

まぁ、地震国ニッポンだからいつどこに地震が起きてもおかしくはないのだろうけれど、
何の根拠もなく、マスコミを利用しての地震予言は犯罪行為と言えないだろうか。
過去の事例を見ると年末年始の書き入れ時にキャンセルが相次いだこともあったと聞く。
実際このテの話は枚挙にいとまがない。

先日、O157の食中毒が世間を騒がしているときに、貝割れ大根がその原因とした
国の不確かな情報公開の行為の是非を争っていた裁判が有罪となった。
貝割れ大根の生産農家が売れ行き不振に陥り甚大な被害を被ったからだ。

同様にこの占い師も、法のもとに裁かれてしかるべきではないだろうか。
単なる遊びの領域を超えて、もっともらしく難解なへ理屈を捏ねての占いの結果を
マスコミを通じて流布する行為は、そのテの情報に弱い人たちをいたずらに不安に陥れ、
惑わせるだけのもの… と、たろすけは思う。

売名目的の無責任な行為のために、
とんだ被害を被ったであろう声なき人たちがお気の毒でならない。
こんな連中をのさばらせないためにも、法的に厳しく取り締まる方法はないのか!
 …と、世の弁護士たちに声を大にして問いたいものだ。

マスコミもこんなペテン師に大きな顔をされ、踊らされないためにも
2度と出演させてほしくないものだ。
血液型による性格診断を扱う番組にしてもしかり。
そのような科学的根拠はなく人に先入観を与え、
誤解を与える番組として専門家よりクレームが付けられたと聞いた。

こんな連中に対する接し方や、不確かな情報に対すマスメディアの扱い方は、
真実を伝えるはずのマスコミの信頼を著しく欠くものとなりかねず、
真実に対するそのマスコミの姿勢をあらわすものとなるだろう。


●雑感日記からの転載です。 at 2005 01/03 10:15
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 休刊日の翌日の朝・・・ | トップ | 法漕関係者殿、被害者より犯... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マスコミ関連」カテゴリの最新記事