たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

“専門家”のいう言葉には人を欺く力がある

2005年01月22日 | 放送番組関連
先日、北朝鮮からの脱北者が持ち出したとされる2枚の写真が
拉致被害者としてマスコミを通じて大々的に報道された。
テレビでは人相学の専門家なるセンセイが登場、
写真を並べて人相学から鑑定した結果を99%以上の確率で
日本の行方不明者と同一人物とする根拠を述べていた。

しかし、そのごの調査で別人とわかった。それだけではない… 
その写真の本人である韓国に住む脱北者の男性から
人権と肖像権が侵害され、(北朝鮮在住の)家族の安全にも
危険が及んでいる」として謝罪を求めているという。
なんともはやお粗末な話ではないだろうか・・

大体・・、専門家って一体何様なのだ!?
だいぶ前の話だが“スプーン曲げを行う少年の超能力”ブームの頃、
そのスジの科学評論家や専門家なる連中が登場し、
難しい理論をまくしたてもっともらしく説明していた。結果は・・
インチキだったことが判明した・・“大笑”

マスコミの報道のあり方のなんとも稚拙なことか。
専門家を登場させて真実めいたことを演出しようとするが、
そのウラには科学的な裏付けのないことがあまりにも多い。
専門家って一体何様なのだ。
マスコミに登場する“専門家”のいう言葉には
人を欺く力があることに気を付けなければいけないとつくづく思う。
 
●参考:関連日誌です。よろしければどうぞ・・
    無責任な占い師に思う 2005年01月03日

●旧・雑感日記からの転載です。 at 2005 01/22 23:00 編集
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