畳刺 父ちゃんの日々

表替え工事に伴う木工事

こちらは本日お世話になりました印西市内のお客様の施工例です。
先月のお見積り時にご相談を受けたのは1階の8畳間の表替え工事なのですが、庭へ出る曹ォ出し部分の畳2枚を板の間にして真ん中にある使用していない掘り炬燵を塞いで欲しいという事でした。
2階の8畳間はそのままの表替え工事。

当店の前にチラシ業者で見積りをし、同じ希望を伝えると大工さんに頼んで木工事が済んだら連絡くださいと言われたと言います。
もちろん通常は畳店にフローリング工事や掘り炬燵の撤去を頼んでも受ける事は殆どありません。
普通は工務店さんを紹介するか頼んで施工してもらうかになります。
大掛かりな大工工事であれば当店でもそうなりますが、今回は戸建てで下地(床板)も良く畳に関わる部分的な木工事だったので畳工事と共にお受けしました。


まずは土曜日、1階の畳工事から開始です。
それでは施工前の和室

 

中半の掘り炬燵の櫓がたわみ、半畳が大きく凹んでいました

 

直ぐに畳の具合を確認
隙間等を見てから畳を引き上げ前日夜、加工しておいた仕切り寄せを施工して行きます

 

通りと寸法を確認しフロア部分の下地組み施工

 

 

 

フロア部分の下地が終わったらすぐに掘り炬燵の撤去作業

 


 

撤去後、直ぐに床板を張ります

 

ここまでの作業で午前10時、掃除をカミさんに任せ道具を片付けたらすぐに工場へ戻り畳表替えの施工開始ですase2

 

 

 

 

縫止め加工や寸法の修正、床ムラを直しカマチ巻きを済ませ畳縁の逢着。
処分予定の掃き出し側の通し物を使い、掘り炬燵半畳部分の畳と入れ替えるため切合わせ施工。
時間的に休憩や昼食も取りません。
夕方5時、不具合を全て直しキッチリ畳を仕上げたら急いで納品symbol5

現場についたらすぐにフロアの加工

 

 

 

7時前、時間的に限界ですのでフロア部分の壁際の加工を残し1日目の作業が終了

日曜日は船橋市小室町のお客様の施工だったのですが畳を納めた夕方5時、次の日が雨予報でしたので現場帰りに寄らせてもらいフロアの仕上げをさせて頂きました。

 

 

 

 

1階のフロア工事が完成ですgood
生まれ変わった和室を見てご夫婦共に大変お喜び頂きましたok


明けて月曜日、2階の8畳間の表替え工事です

 

 

 

 

寸法修正、縫い止め、畳床のムラ直し、入口の畳の切合わせなど今日も大忙しです。
キッチリ仕上げて夕方4時半、雨雲を確認しながら雨を避けての納品。

 

施工後の和室、綺麗になりました。
2日間で行った木工事を含む畳表替え工事。
奥様が望んだ通りの仕上がりになったと満面の笑顔を頂きました。

こういった施工を私一人が行う事により、見積もりから施工までスムーズに進みます。
しかしながら当店がお受けするのは畳に関わる小さな木工事だけです。
大掛かりな床板修繕や大工工事、和室に関係の無いフローリング工事などはお受けできません。
そのかわり間違いのない良い工務店様をご紹介致します。
障子や襖、網戸やクロスなどもご要望があれば良い職人さんをご紹介致します。
私達職人は培ってきた技術で日々の快適な暮らしと笑顔をお届けします。
住まいの事であればその場限りで終わるのではなく、長いお付き合いを前提に何か困った時に頼れるよう地域に根付いた職人さんのお店に相談してほしいと思います。








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