天気が悪くてもずっとバタバタしておりました。
木曜日は朝5時前に工場を出発 現場は東京スカイツリーの真下、京成押上駅です。
朝からあいにくの雨模様
6時過ぎに到着、地下2階の駅にある仮眠室は建物内部の結露によるカビの害が酷く、最近見た中では1番でしたでしょうか
畳を持ち上げると噎せるほどの黒カビ、健康にも好くありません
8畳と6畳の部屋を引き上げ、取り急ぎ撤収。
現場仕事が出来ない(困)ので急いで工場へ戻ります。
建材畳だったから何とかなったものの ワラ畳だったら1年で肥しになっているでしょう。
まずは裏面のカビ処理です。
聡恚@でカビを取り、消毒用エタノールで殺菌します。
ある程度乾燥させてから防湿のシートを張り応急処置完了です。
(本当なら2層式のボードに取り替えた方が良いのですが・・・)
拭き取りをした雑巾を絞るとバケツに墨を入れたようです。
3度水を取り替えてもこんな状態になりました(普j
休み無しで作業し、午後1時半に工場を出発
順調に車は走り、3時に押上駅に到着。
畳を駅の中へ運び込み ( 相変わらず、何故畳屋が駅で畳を運んでいるの??という視線が・・・ ) まずは部屋の聡怐iカビの処理)です。
聡恚@を鰍ッ、ブラシで黒カビを擦り取り、消毒してからこの間マンション工事で回収したシリカゲルを撒きます。
防湿紙を敷いてから畳を敷きます。
無事に敷き込み完了です。
畳のカビ対策としては今出来うる最善の方法で対処しましたが、正直根本的に対処をしないと改善はしません。
それでもここで仮眠&休憩するのに多少は良い結果が出せたと思います。
聡怐A敷込みが終わって現場を撤収したのが4時半。
弟は初めて来たスカイツリーを眺める余裕も無く、全貌も見えず(涙)
工場に着いたのが6時半過ぎ、1日で2往復の時間が約7時間鰍ゥる という作業時間より車に乗っている事が長い畳表替え工事でした。
そして金曜日は、またまた朝5時に工場を出発
現場は京成千葉駅、変形京間10畳間と京間の7畳間です。
なぎれがあったり、丈が長かったり巾が大きかったり、色々な大きさが入り混じります。
コチラの仕事も現場で作業できない為、朝の引き上げから納めるまでバタバタで御座いました。
夜には部屋を必ず使うという事から1日で仕上げるしかない2部屋の表替え工事。
この仕事も朝5時から夕方6時半まで 2日連続、慌しく疲れました。
そして本日、久しぶりに見る暖房畳(15mm厚)の8畳間表替え工事でした。
使用したのは暖房畳に最も適しているダイケン和紙表『銀白』です。
イ草を使用した場合、冬場に暖房を使用し熱を上げてしまうと畳表が乾燥しあっという間にダメになってしまいます。
そのため、熱に強いこの和紙表は非常に適しているのです。
畳を替えた時に1番に感じるイ草の良い香りはしませんが、喜んで頂けました。
(もちろん結い草のプレゼントでイ草の香りも楽しんで頂けたと思います)
敷込みが終わってからは賃貸物件の納品24畳。
戻ってから預かりの表替え8畳に手を出し、慌しかった1週間がようやく終わりました。
そんな忙しない畳表替え工事仕事で御座いました。
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青野
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