畳刺 父ちゃんの日々

和モダンの代名詞、ヘリ無し半畳市松敷き

こちらは本日納めました印西市内リフォーム現場の新畳工事です。
㈱ホーム ツカサ様からご依頼頂き20㎜厚のヘリ無し半畳を製作。
工業表(樹脂や和紙)でなく天然素材を望まれるという事で使用したのは熊本県産目積表での製作です。
天然い草ですので肌触り香りは工業製品と全く違います。
畳表の色が変わるのも畳の良さであり新しい内の青さから年数が経過しての黄金色に変わって行く様が楽しめます。

当店オリジナルの薄畳床、MYKボードのクッション性もあり20㎜厚の薄畳ですが畳床の薄さを感じない良い足当たりです。
い草の香りに包まれて畳の上で大の字に寝ころんで頂きたいものです。

 

・・・ちなみにタイトルにもあるように現在ヘリの無い半畳敷きの畳を琉球畳と呼んでいる風潮がありますが本来それは琉球畳ではありません
琉球畳というものは現在、国産でいうと大分県産の七島イで織られた青表(琉球表)を使用している畳が【琉球畳】と言います
従来の琉球畳は半畳サイズでなく1畳サイズで使用され基本的に縁無しで作られますが縁付きであっても青表が使用されていれば琉球畳と言います
青表以外(目積表や工業表)で作られているヘリの無い半畳の畳はそのまま【ヘリ無し半畳】と呼ぶのです
ヘリ無し半畳を琉球畳と呼んでいる畳屋さんもおりますが本職であればきちんとした情報を伝えて頂きたいものです


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