畳刺 父ちゃんの日々

ひのき畳

今日は数年ぶり、2度目の《 ひのき畳 》8畳の入れ替え施工と京間6畳の表替え(4枚)&入れ替え(2枚、シロアリの害により)でした。

今回も使用したのは飛騨フォレストさんが作る100%ひのき畳です。
岐阜県萩原町から送られてきます。
ひのきのスライスチップと麻布、反板で作られている製品です。

   

   
       側面、ひのきスライスチップの断層になっております
   
       裏面、麻布シートで覆われています

寸法の裁断は切れるカッターでないといけませんase2

   
       包丁で印をつけるのも硬く、藁床のようにはいきません。
      
              もちろん縫い止めもします
   
使用したのは備後表(備後織)、当店常備在庫での一番良い品です。
施工するにあたって反板が折れてしまうため、大きく反りを鰍ッる事が出来ません。
反りを殆んど鰍ッられない状態で良い表をつるのは正直手では難しく、カマチ巻き機の表張りが非常に役立ちます。
          

工場の中にはイグサの香りよりも、檜の良い香りが漂っております。
夕方敷き込み具合良く納まり、お客様にも大変喜んで頂きました。
久しぶりのひのき畳でした。

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コメント一覧

畳刺 父ちゃん
畳職人でございます。様

施工後は工場が本当に檜の香りで包まれます。
生まれたときから畳屋で育っていますので、畳の香りがあまり分からずヒノキの香りしかしないような気がしてしまいます(苦笑)

ひのき畳を8畳やった施工後はカマチ巻き機のカッターを研ぐのが大変でした(大汗)
畳刺 父ちゃん
sugitatami様

ひのき畳のような変わった材質のものは中々施工する事がありませんよね。
今は本当に色々な品物があるのでお客様から初めて聞く場合もあります(汗)
情報や知識を入れておかないと聞かれた時困ってしまうことがたまにあります。

備後(織)は良い物のみ2~3種類常備しております。
お見積もり(下見)の時に必ず‘そのままの畳表’(カットサンプルは持ち歩きません)を9種類持ち歩き、説明し、見て触ってもらっていますので違いを分かってもらえると結構良い物を選んで頂いております。
品物は比べたら、どなたにでも解って頂けますからね。
ただ、持ち歩くのはホント大変です(大汗)
でも下見(お見積もり)の時間がお客様との1番大切な時間だと思っております。


畳職人でございます。
http://www.tatami-hamoto.com/
ヒノキ畳良いですね。
香りも良いし足当たりも新鮮ですよね。
また、
使ってみたいです。(^○^)
sugitatami
http://www.sugitatami.com/blog
お疲れ様です。
 何度か問い合せを頂いたものの施工までには、至っておりません。
機会がきた時には、ご指導の程、お願い致します。
 久しく、備後織も使えていません、
ヒゲも長く、凄い表ですね!
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