畳刺 父ちゃんの日々

新畳入れ替え工事とシロアリ被害の床板修繕

こちらは本日納めました我孫子市布佐のお客様の新畳入れ替え工事施工例です。
29年前に当店でお世話になったというお客様、昨年12月に当店にお立ち寄り頂きご注文下さいました。
お見積り時、畳を確認すると経年劣化と湿気で畳床の状態が悪く今回は新畳への入替工事となったのですがその際に入口の畳を持ち上げ床板の状態も確認。
『湿気もありますね』と話していたものの作業当日、採寸の為奥の畳から引き上げると床板と畳寄せがシロアリにやられています(汗)
さらに引き上げるとシロアリの害で床板が抜け落ちている部分もありました(大汗)
見積り時にはカーペットも敷いてありテーブル等もありましたので奥の畳の床下までは確認できず、昔の被害でシロアリはもう居なかったものの床板を直さなければ畳を敷く事が出来ません。
昔の建築で床板の厚みは3分厚強(約1㎝)で通常の4分厚(1,2㎝)より薄く慌てて同級生の㈲浅野材木店に電話し何とか厚みを合わせ削って用意してもらいました。

床板修繕が有りましたので休憩や昼食も取らず急いで畳を仕上げ床板の修繕作業開始です。

シロアリにやられている床板部分を剥がしシロアリにやられてしまった根太2本も新設。
消毒を済ませて床板を張ります。

床板は厚みを合わせて削ってもらっていたのでバッチリ!
床板修繕が終わったら気になる表面にも消毒スプレーをして防湿シートを張り新しい畳を納めます。

シロアリ被害に遭ったとは思えないほど綺麗にしっかり仕上がりお客様には大変お喜び頂きました。
このようにシロアリなどの被害で部分的な床板修繕をする場合、急な事ですと大工さんも呼べません。
後日となってしまうと段取りが狂ってしまいますので広範囲や大引までやられている場合を除き、部分的で簡易な修繕であれば私が直します。
それが出来るからこそ予定通りに工事を進める事ができ、お客様にも負担を増やす事なく済むのです。

我孫子市布佐M様、この度も当店にご相談ご注文頂き有難う御座いました。
そんなシロアリ被害の床板修繕と新畳入れ替え工事で御座いました。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「新畳」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事