皆様体調の程いかがでしょうか?!
熱中症、気を付けましょうね。
以前は他所の畳屋さんがやった仕事を施工するということが良くありますよね。
剥がしてみると、《畳屋》さんなら凸凹を直す為ワラやイグサ、ゴザなどでムラをとっています。
・・・全くムラをとっていない場合が多いのですが。
隙間直しもビョウ止め、ムラはゴザを置いて上からタッカーや紙テープ止めなど(呆)
丈のからげ(隙間直し)も床の穂先が通りが良いからそちらにゴザを付け(縫い)、根元が減っている(める)のにそちらはそのまま。
いくら出しても付きが良い訳有りません。
分かってやっているのでしょうか? それとも本当に分からないのでしょうか??
また、たまにあるのがムラをとっていてそれがムラになっている場合。
・・・何故ここに?・・・何の為??なんて事があります。
框の膨らみも縫い止めしてやれば直るのに、イグサやワラを置いて厚くなった框をさらに厚くして・・・なんて事やクチが下がった縁下に返しワラをゴテゴテにつけたり・・・返しにゴザを何枚も入れてみたり。
クチが下がっているのに返しワラをつけたってしょうがなく、口ゴザを凹み具合にあわせて入れれば済むし、具合も良いのに。
(カマチや返しなど、状況によっては挿しワラをしてやる事もありますし)
畳を知らないのでしょうか? 基本を習わなかったのでしょうか??
手縫いの時もたまに有りますが口ゴザの巾を広くしたりして(涙)
ムラのかい方も畳の場所によって変えなければ不具合も出ますよね。
踏み込みは踏まれた後の事を想定し、少し余計にワラを足したり、足の行かないところは凹んだ分だけの丁度良い加減でと。
針を持たない畳屋?が増えた為、仕方ないのでしょうか・・・。
ボード(建材畳)が主流だからでしょうか・・・。
基本を知らない現状が素人産業に隙を与え、切り糸や道具が無くなっていくという悲しい結果に繋がるのです。
今、仕事を覚えている若い職人さんが居るのなら、基本や職人の仕事をきちんと教わって欲しいと思います。
《商売》は仕事を覚えた後、頑張れば良いと思うし、そしてそれがこの業界の未来にも繋がると思うのです。
家の親方(親父)にはよく言われました。
覚える時にちゃんとした仕事をやっておけ、と。
敷き込んだ畳が 『以前とは全然違う!』 なんて言われたら、それはもう本当に嬉しい!ものです。
明日に繋がる仕事、次も必ず頼んでくれる仕事を心鰍ッたいものです。
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畳刺 父ちゃん
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hei-soda
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畳屋えーちゃん
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