今日はとある社宅の団地仕事。
この社宅大体の北側の和室で結露の害が酷い。
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うちが作業に入った時には、すでに壁・襖・天井・押入れ・フローリングなどの内装リフォームが終わっており、すっかり綺麗になっていた。
しかし結露が酷い北側の和室の畳はすっかり腐ってしまっている。
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壁に出た結露を畳がみんな吸収してしまうので1年~3年で腐ってしまうのだ。
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とくに冬場などは外気温と室内温度の差が大きいので暖かい内側に結露が出てしまうのだ。
いくら内装のリフォームをやったとしても建物の構造や外壁・内壁等の断熱などを何とかしない限りどうにもならない事だと思うのだが・・・まあ無理だろう・・・。
新畳に替えても結露が出てしまえばまた一緒なので北側の壁の寄せ木に畳の厚さと同じ1尺幅のフロアー材を作って置いてもらうように頼んだ。
そうすれば直接畳が結露を吸収することが無くなるからである。
結露が酷いとカビや腐食につながり健康面や衛生面にも影響を及ぼすので住む人にとっては深刻な問題である。
だが賃貸や社宅の場合それを直すことは非常に難しい現実がある。