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〖スキップとローファー〗7巻感想!クラス替えガチャにハズレたら

〖スキップとローファー〗7巻あらすじ・ネタバレ感想。
2年生になりクラス替えガチャにハズレてしまったのは結月。
人間関係の息苦しさと友情に泣けます。

〖スキップとローファー〗7巻

Skip and Loafer
『スキップとローファー』7巻 tataraworks
■著者:高松美咲
■デザイン:Megumi Fukuodori
■発行:株式会社講談社
■発売日:2022年6月22日



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〖スキップとローファー〗7巻登場人物

〖スキップとローファー〗7巻あらすじ・ネタバレ感想




〖スキップとローファー〗7巻登場人物 

<つばめ西高校 元1年3組>
岩倉美津未 いわくらみつみ 
 3月3日生まれ。石川県の田舎町出身
 みんなに“みつみ”と呼ばれている
 生徒会副会長。2年1組
志摩聡介 しまそうすけ 
 10月9日生まれ
 美津未の元クラスメイト
 元子役のイケメンで演劇部部員
 2年2組

村重結月 むらしげゆづき 
 12月11日生まれの帰国子女で美人
 趣味はピアノに美術鑑賞
 美術部員だが絵の才能は“画伯”レベル
 一人だけ2年4組になる
久留米誠 くるめまこと 
 4月17日生まれ。両親とも公務員
 年間100冊以上小説を読む
 美津未と同じ2年1組
江頭ミカ えがしらみか 
 7月29日生まれ。英会話部
 “心の許さじノート”に嫌な奴の名を刻む
 志摩と同じ2年2組
迎井司 むかいつかさ 
 5月19日生まれ。中学からの志摩の友達
 成績優秀、高身長、誠実、地学部部員
 2年5組
山田健斗 やまだけんと 
 目立つのが好きでとにかくモテたい
 背の低さとモテない理由に悩む
 迎井と同じ2年5組

<つばめ西高校>
高嶺十貴子 たかみねときこ 
 6月30日生まれ
 超ストイックな3年女子で生徒会長
風上紘人 かざかみひろと 
 4月24日生まれの3年生男子
 イケメンで人気者だが実は特撮オタク
 時々生徒会に顔を出す元生徒会長
兼近鳴海 かねちかなるみ 
 2月1日生まれ。演劇部3年部長
 常に柄シャツを着ている
 習字の先生だった祖母に習い達筆である

花園さくら はなぞのさくら 
 元1年3組の担任教師
西宮太郎 にしみやたろう 
 美津未の2年1組の担任で筋トレが趣味

八坂千笑璃 やさかちえり 
 美津未のクラスメイトになったぶりっ子
 男子に色目を使い女子に嫌われるタイプ
 高尾山登山の岩倉班メンバー
古山 ふるやま 陣内 じんない 
 2年1組で美津未と誠のランチ仲間
氏家 うじいえ 
 美津未の隣の席の男子
 高尾山登山の岩倉班メンバー
須藤 すどう 
 高尾山登山の岩倉班メンバー
桑原 くわはら 
 高尾山登山の岩倉班メンバー

瀬川 せがわ 
 3年生のサッカー部員
湯川桃 ゆかわもも 
 新1年生で化学分野で有名
 生徒会活動に興味がある
ユキ、ナツキ、杉本、結月とデートしたい男子
 結月の悩みの種になるクラスメイト
友枝 ともえだ 
 山田と同じ班になった女子
小渕 おぶち 
 6巻でミカにチョコをねだった男子
 志摩と同クラになり仲良くなった
 どうやらまだミカのことを好きっぽい

<東京>
岩倉直樹 いわくらなおき ナオちゃん
 美津未の叔父/叔母でトランスジェンダー
 東京での美津未の保護者
 現在の職業はスタイリスト
ゴロちゃん
 ナオの彼氏
 7巻はカバーのおまけ漫画に登場

<石川県>
遠山文乃 とおやまふみの 
 美津未の幼馴染みで親友
 最近彼氏と別れた
 隣のクラスの男子に告白され悩み中



〖スキップとローファー〗7巻あらすじ 

楽しかった1年生が終わり2年生になった元1年3組の仲良し7人。
2人ずつ同じクラスになりますが、村重結月だけが1人4組になります。
でも、美人でハイスペックな結月のこと、きっと新しいクラスでもキラキラした友達ができるだろうと、みんなはそれほど気にしていません。


岩倉美津未と久留米誠は2年1組になり、それぞれ新しい友達づくりにトライ。
ところが全くうまくいかず。
結局ランチタイムは2人です。


ある日、美津未は隣のクラスの志摩聡介に教科書を借りに行きます。
しかし、志摩を取り囲む肉食女子の圧にビビって何も言えず。
志摩と同じ2組には元1年3組の江頭ミカがいますが、ミカですら気安く志摩に話しかけられない状況でした。
その頃、結月は新しいクラスで人間関係の息苦しさにひとり耐えていました。


〖スキップとローファー〗7巻収録

Scene36 テカテカの2年生
Scene37 ドヤドヤの先輩
Scene38 じくじくの新クラス
Scene39 うだうだの帰り道
Scene40 ザクザクの登山
Scene41 ふわふわの春
『スキップとローファー』7巻 tataraworks



〖スキップとローファー〗7巻ネタバレ感想 

アニメは4巻までの内容で終わりましたね。
私としては、ストーリーはもうあと一歩原作に踏み込んでほしかったです。
でも、オープニング曲が凄く軽やかで、ワクワクしながら番組を見ていました。
絵が綺麗で爽やで可愛らしいアニメだったので、ぜひ2期も放送してほしいなぁと期待しています。


さて、みつみちゃん達は7巻から2年生になり、クラスが別れてしまいました。
新しいクラスでは友達作りが難航しているみつみちゃん。
18ページで誠が
「1年の序盤の
ヒキが良すぎたん
だと思う」
 
と、客観的な意見を述べます。


みつみちゃんは初っ端からカースト上位の志摩くんと学年トップ3に入るであろう美女・結月と友達になります。
強者2人のおかげで自動的にみつみちゃんもキラキラグループのメンバーだと周囲に認識されたわけです。
みつみちゃんと仲良くするともれなく志摩くんがついてくるなら、周りの子もみんなみつみちゃんに愛想良くしますよね。


が、2年生になるとみつみも誠もごく普通の地味女子としか認識されません。
話しかけても相手から薄い反応しか返ってこないのはそのせいです。
今まで自分の魅力で周りの子達とうまく関係を築いていたわけじゃないのか、と思うと、ちょっと淋しくなりますね。


肉食女子達の「うちのクラスのイイ男はうちらのもん」「うちの課の〇〇くんに手ぇ出したらぶっ〇すわよ」圧は何なんでしょう?
彼は誰のものでもない、平等にみんなのもの、と主張しながらガーッとイケメンを取り囲んで自分たち以外の女子が話しかけることすら許さない、アレですよ。
30も半ばになると自ら戦力外通告しちゃうのでこういう輪の中には入らないのですが、若いうちはギラギラしていますからね。
1年生の時はさほど空気を読まなかったみつみちゃんですら、志摩くんの親衛隊のような女子達の視線にビビりました。
無言でじーーーっと見るってのも怖いんですよね。


7巻では、圧倒的カースト上位のはずの結月がクラス替えガチャにハズレ、人間関係に苦しむことになります。
美人であるということが他の女子との軋轢を生む原因になることがしばしばあり、エスカレーター制の学校からわざわざつばめ西高校を受験をした結月。
彼女もまた、1年生の時はヒキが良かったのです。
ナメられてたまるか、と肩に力が入っていた結月が、気安く女子高生らしいことを一緒に楽しめる友達ができました。
みつみも誠もミカも、きっと結月にとって一生ものの友達です。


2年生でも美人の結月はすぐにグループに入ることができました。
でも、全然気安くないのです。
彼らのひとことひとこと、何気ないようで意味がある態度が、結月の心を澱が溜まるように浸食していきます。
1年生の頃の結月は人生初レベルで素で友だち付き合いができて、本当に楽しかったと思います。
だから、みつみちゃんの前でポロッと本音をこぼした結月の気持ちを思うと、泣けてきました。
小さなSOSをスルーしなかったみつみちゃんも偉いです。


結月に一生つきあえる友達が1年生の時にできたことは凄い幸運です。
結月は、自分を飾らずとも一緒にいるだけで楽しめる友達付き合いを知ってしまったのです。
だからこそ今が苦しいのです。
無理して周囲に合わせていくことが、中学生の頃の何倍も辛く感じるのです。
39話で誠が結月を心配して会いに行った場面、ボロボロ泣きました。


そして、志摩くんとみつみちゃんに衝撃の展開が!?
本当ならキャーッとテンション上がるはずなんですがね、新たな不安の種のような、何か変な空気で7巻が終わりました。
ラブ的なものを期待できるのでしょうか?
『スキップとローファー』7巻 tataraworks

☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。

ありがとうございました(人´∀`*)

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@sk_oyazi  sk_oyaziさま、コメントありがとうございます。
私は先にアニメの第1話を見て面白かったので漫画を買いました。
結構ハマりますよね、この作品。
ゆづと誠のコンビは好きです。
ほんとにクラスが離れちゃって残念。
おっしゃる通り、一生ものの友達と出会うことは貴重ですよね。
ずっと友達でいてほしいなあ、と思います。
tataraworks-lynx50
ヌマンタ様、コメントありがとうございます。
私が学校に通っていた頃はカーストなんてなかったです。
今の子達は見た目を凄く重視します。
美形でも大人しいと単に妬まれてイジメの対象になりかねないため、なめられないように気を張って生活しているようなイメージがあります。
それで本当の友達が作れるとは思えないので、難儀だなぁと思います。
いろんな漫画やドラマで学校のカーストを見る度、ちょっと不快になります。
よう分からん感覚です┐(´д`;)┌
sk_oyazi
前にも書いたかもですが、
あるラジオ番組のススメで、
この巻から読み始めました。
自分も、ゆづとまこちゃんの場面に
泣けてしまいました。
一生ものの友は、買えないですから。
だから、アニメを観て、
二人が出会えて、
『良かったね、
君たちは、これから真の友、
真友になるんだよ。』
神様的視点で、観てました。笑
ヌマンタ
私、このカーストなるものがイマイチ、ピンときません。高校の時はクラスの最大派閥の幹事役でしたが、別に他の連中に上位を気取る気もないし、馬鹿にしたり苛めたりもしませんでした。そんなことで満足する矮小さが理解不能。自身の体力のなさやファッションセンスのなさに絶望することはありましたが、他で頑張れば良いだけ。他者を貶めて上位を気取る小物感が嫌です。あ!この作品のことではありません。若い子たちからクラス内カーストのことは聞かされることがあるので、どうも違和感ありありでして・・・

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