たたらワークス★漫画・ドラマ・小説のネタバレ感想

〖なのに、千輝くんが甘すぎる。〗1巻あらすじ・感想。イケメンと“片想いごっこ”

亜南くじら著『なのに、千輝くんが甘すぎる。』1巻あらすじ・ネタバレ感想。
学校一のイケメン・千輝くんと“片想いごっこ”を始めることになった真綾。
絶対好きになったりしないと、ごっこを楽しむうちに……。


『なのに、千輝くんが甘すぎる。』

And yet, you are so sweet.
著者:亜南くじら
カバーデザイン:名和田耕平デザイン事務所
発行:株式会社講談社
発売日:2018年1月12日
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』1巻 著者:亜南くじら tataraworks

★項目クリックでページ内ジャンプします
(goo blogアプリはブラウザ接続で可能)

『なのに、千輝くんが甘すぎる。』1巻登場人物


『なのに、千輝くんが甘すぎる。』1巻あらすじ・ネタバレ感想


☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

『なのに、千輝くんが甘すぎる。』1巻登場人物 

●如月真綾(きさらぎ・まあや)
 黒髪メガネ男子が好み
 人生初告白が黒歴史になり一生片想い宣言
 千輝の提案で“片想いごっこ”を始める

●千輝 慧(ちぎら・すい)
 真綾と同級で図書委員のイケメン陸上男子
 「俺に、片想いしなよ」
 真綾に“片想いごっこ”を提案

●手塚(てづか)
 千輝と同じクラス
 本に詳しい真綾を図書仙人と認識

●山田(やまだ)
 真綾が告白した他校の黒髪メガネ男子
 告られたことをSNSにアップした

●真綾の友達・マリ

●花咲(はなさき)
 A組の美人さん

☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

『なのに、千輝くんが甘すぎる。』1巻あらすじ 

如月真綾は、半年前まで同じ塾に通っていた他校の黒髪メガネ男子・山田くんに思い切って告白した。
真綾は「無理」の一言でフラれ落ち込むが、追い打ちをかけるように、ブスな女に告られたと山田がSNSにアップしているのを見つけてしまう。


真綾の人生初告白は黒歴史となり、忘れようにも忘れられない。
図書当番だった真綾は、同じ当番の子が来るのを待っている間に、山田への恨み言を口に出して言ってしまい……。
何とそこにはソファーで一眠りしていた学校一のイケメン・千輝慧がいて、バッチリ真綾の独り言を聞かれてしまう。
とりあえず話を聞いてくれる千輝に、真綾は永遠に片想いで良いと話す。


黒歴史を塗り替える為、黒髪メガネ男子との新たな恋(ただし絶対片想い)を始めようと合コンに参加する真綾だったが、なかなかうまくいかない。
失恋をふっきれない真綾に、ある日、電車の中で千輝から、
「無理して探すくらいなら
俺に片想いすれば?」

(24ページ)
と提案され、2人は“片想いごっこ”を始めることになる。

◆2巻あらすじ・感想こちら

☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

『なのに、千輝くんが甘すぎる。』1巻ネタバレ感想 

片想い期間中は、確かに誰でも軽くストーカーになり得る。
意中の人の情報が欲しくていろんな人に聞いたりするのも本人の意思を無視した行為だし、ましてや家まで尾行なんてもってのほかだが、やっちまうんだよなぁ、これが。
そういう面倒くさくって煩わしくって、軽く犯罪めいた馬鹿な行為をしている間、夢を見ていられて楽しいのもまた事実。
多分、真綾は好きな人の話で友達とキャッキャと盛り上がったり、一人で妄想してにまにましたりできる、常識的なストーカー期間が一番楽しいのだ。


私の知人は、好みじゃない女性に告白されても喫茶店でお茶くらいはしてあげる。
そんな優しさ見せないでスッパリ断ってやれよ、と思うのだが、彼曰く、自分から迫ってくる女子の対応を間違うと後で恨みをかうことがあるのだとか。
同じふるにしても大変良い人だったと相手に印象づけて諦めさせるようだ。


確かに、真綾も山田のSNSを自力で見つけブクマして閲覧していた。
だから、山田がキモいだのストーカーだのブスだの書いてアップしたことにすぐ気づいて激しく落ち込んだ。
相手が悪かったら怒り狂って山田の方こそどんな目に遭うか分からない。
なるべく穏やかに去っていただけるよう、告白を断る際は気配りしてほしいわ。


失恋を経験した真綾だが、それでも恋をしないという選択肢はない。
黒髪メガネ男子という好みの男子を発掘し、新しい恋で黒歴史を塗り替えようと奮闘するのはなかなか逞しい。
でも、永遠に片想いで両思いは目指さない。
真綾にとって、好きだった人に受け入れてもらえず自分が傷つくこと以上に、好きだった人を嫌いにならなきゃいけないことの方が辛いのだ。
だから、永遠に片想いで永遠にストーカーでいることを選択した。


21ページで千輝は、
「何回も如月さん
見かけたけど
いつもニヤニヤ
してた…」

と言っているが、これは後の話に結構影響する一言だ。
高嶺の花の千輝くんが、なぜ普通女子の真綾に協力的で、真綾のやることなすこと全面肯定的なのか納得できる。
そんなに何回も電車で遭遇しているのに、真綾は山田しか見ておらず、千輝の方は真綾を見ていたわけで……。


千輝の“片想いごっこ”の提案に乗った真綾は、片想いリストを作成し、千輝の許可を得て一つ一つ実行していく。
最初は山田を忘れる為だったが、ミッションをクリアするほどに千輝に興味を持つようになり、それはだんだん恋心へと変化する。
それはそうだ。
イケメンに優しくされて、ちょいちょいスキンシップまで挟まれたら平常心などどこへやらだよ!
好きにならない宣言など無意味。
イケメンなめんなよってなもんだ。


それにしても、元々付録(隔月)で4回だけの連載予定だった漫画とは思えないくらい千輝くんがイイよね~。
そりゃ続きが気になって連載延長になるわ。


☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

ご訪問ありがとうございました(人´∀`*)

コメント一覧

tataraworks-lynx50
miso様、コメントありがとうございます。
そーなんですね!
私もこの漫画、凄く気に入りました。
6巻まで出ているのでこれからちょっとずつ感想を書いていこうと思います。
ほんと千輝くんにドキドキします(*^ww^*)
miso
コレ、私もめっちゃ好きなマンガです。
なんか、優しい千輝君にひたすら癒されました。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「漫画のあらすじ・ネタバレ感想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事