待ちに待っていた『スパデート』4巻です。
著者:聖千秋 2019年3月25日発売 発行:株式会社集英社 カバーデザイン:松本哲児
聖千秋先生の最新刊です。
田舎は発売日より店頭に並ぶのが遅いのさ。
ここ数年、私の中で聖千秋さんは一番好きな漫画家さんです。
ちょっとひねくれた主人公がいいのです。
一筋縄ではいかないラブストーリーが読んでいて楽しいの。
結末が想像できないからね。
『スパデート』もはじめて読んだ時、出だしは?マークしか浮かばなかった。
作中の女性の顔が、ゆるキャラとして描かれていたからです。
作者がふざけているのかと思いました。
主人公の一之瀬朋哉が、女の顔がゆるキャラにしか見えない人だからこその表現でした。
朋哉が人間の顔を認識できる唯一の女性、それが高校時代の同級生・水鳥美羽なのです。
4巻まできて、やっとタイトルが『スパデート』になった理由が分かりました。
ああ、そういうことかぁ、とスッキリ。
冷血漢の主人公・朋哉が15年間も特別な存在と思い続けていた美羽が意外と……。
美羽、婚約者いませんでしたっけ?
どえりゃー遊び人にしか見えない朋哉の方がずっと真面目だな。
こういう展開にもっていくと、小学館の漫画だったらエロ描写が絶対ある。
あ、別に小学館の漫画が嫌いなわけじゃないですよ。
でも、聖千秋の凄い所は、そんなもんなしで読ませてしまう所です。
えげつない表現や描写はいっさいなし!
にもかかわらず、「これ、どうなるんだろう」と思わせ、読ませてしまうスキルの高さ!
4巻では、美羽の婚約者の情報が小出しにされています。
ハッキリとした人物は出てきていないだけに、どうして美羽が婚約したのか謎です。
5巻では婚約者も登場して、朋哉といろいろあるんだろうか、と思ったりもします。
でも、聖千秋の漫画に限って、頭の悪い展開はないな。
恋愛ものだけど、頭脳戦かな。
朋哉は潔癖症すぎなんだよね。
美羽との恋愛が始まった感じが全くしないのは、朋哉のせいだな。
朋哉は、遊びたい放題に遊んでいる風な見た目の超イケメン。
なのに、だらしないのが嫌だのインモラルがどうのと言うからさ。
話が進まないのは、朋哉のせいね(笑´∀`)
そう言いながら5巻が楽しみでたまらない。
早くでないかな~o(^-^)oワクワク
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