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芦田愛菜主演〖エンディングカット〗あらすじ・感想。実話を元にしたドラマ

芦田愛菜主演〖エンディングカット〗あらすじ・ネタバレ感想。
エンディングカットの活動を行う父、それを勧めた母、その仕事を嫌悪する娘を描く実話を元にしたヒューマンドラマ。
2019年『FMシアター』で放送され、令和元年度文化庁芸術祭ラジオ部門大賞を受賞した作品のドラマ化。
2022年3月19日(土)よる9時から10時13分までNHK総合にて放送。


〖エンディングカット〗

主演:芦田愛菜
原作:新井まさみ
脚本:大池容子 / 演出:原 英輔
2022年3月19日(土)よる9時から10時13分
NHK総合にて放送
※放送予定は変更になる場合があります
ハサミの画像 jacqueline macou作 Pixabay
jacqueline macouによるPixabayからの画像

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〖エンディングカット〗あらすじとネタバレ感想

〖エンディングカット〗あらすじ(2022年3月19日放送)

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〖エンディングカット〗キャスト 

<迫田家>
●迫田 結(芦田愛菜)
 海辺の町に住む高校3年生
 父の行動を不審に思う
●迫田和俊(佐藤隆太)
 結の父親で美容師
 妻に店を任せ出張カットによく出掛ける
●迫田七海(広末涼子)
 結の母親で美容師
 ヘアサロン[レマンドゥース]を切り盛り
******** ******** ********
<渡辺家>
●渡辺正人(鶴見辰吾)
 理容師でエンディングカット技師
 娘の美咲とエンディングカットを始めた
●渡辺美咲(菊池佳南)
 エンディングカット技師
 父・正人や和俊をサポートしている
******** ******** ********
●那須 薫(マイコ)
 結が通う画塾の講師

●清水智子(田畑志真)
 結の小学校からの親友
 結と同じ美大を目指している

●山本喜美子(池津祥子)
 夫婦で美容室に通う常連客
******** ******** ********
●平山市民病院の医師・土屋(高瀬哲朗)

●細川達也(玉置玲央)
 エンディングカットを依頼した遺族の長男
●細川・母(高間智子)
●細川・娘(薬丸夏子)

●三谷勇輔(鈴木宗太郎)
 葬儀会社の若手職員で葬儀ディレクター
 遺族にエンディングカットを紹介

●看護師(千田美智子)

『エンディングカット』挿入歌♪circle(中村佳穂)


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〖エンディングカット〗あらすじ 

迫田結(芦田愛菜)は、海辺の町で暮らす高校3年生だ。
結の父・和俊(佐藤隆太)と母・七海(広末涼子)は2人とも美容師で、小さな美容院を経営している。
幼い頃から絵を描くことがが好きな結は、美大進学を目指し画塾に通っている。
推薦入試を間近に控えた結は、ひと夏かけて一枚の絵を仕上げるが、画塾の講師・那須薫(マイコ)は結の絵を見て、自分の目で見て向き合えていないと言う。


近頃、父の和俊は母の七海に店を任せきりにして、自分は出張カットに出掛けてばかりいる。
結はそのことが気がかりだったが、和俊に聞いてもはぐらかされてばかり。
ある日、結は画塾に向かう途中で喪服を着てワンボックスカーに乗り込む和俊の姿を見かけ、跡を追う。
辿り着いたのは[平山葬儀場]。
結は、葬儀場の前で和俊を待ちぶせし、出てきたところを問い詰める。
和俊は、帰宅してから七海と一緒に話をしようと言うが、店の前には救急車が停まっており……。


七海はがんが再発していた。
和俊は納棺するご遺体の髪を整える『エンディングカット』という仕事を始めたことを結に話す。
エンディングカットとは、納棺師の技術を持つ理美容師が、故人の髪をカットやカラー等行ってヘアーセットすることだ。
故人を偲ぶ為、遺族の声に耳をすませ、約2時間の“最期の時間”を生み出す。
結は、父が余命わずかの母を置いてそんな仕事をしていることを知り……。

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〖エンディングカット〗ネタバレ感想 

エンディングカット技師の物語、民放だと扱わないと思う。
以前、NHKのスペシャル番組で【復元師】の特集を見た時もそう思った。
あの番組で、私は初めて復元師という職業を知った。
一口に葬儀屋と言っても、海外で亡くなった人を日本に運ぶのに、ご遺体が気圧の影響を受けないよう特殊な技術を持つ葬儀屋さんもある。
でも、きっと民放の番組だけ見てたら、今でもそういう職業があることを知ることはなかったと思う。


結(芦田愛菜)は、母親・七海(広末涼子)が自分らしく生きたいと口にすると、治療しないのはお母さんのはエゴだという。
父親の和俊(佐藤隆太)に対しては、こんな時に死んだ人の髪を切っているなんておかしいと考えて、受け入れられない。
結にしてみたら、自分だけが何も知らず、輝かしい希望に溢れた将来と夢ばっかり見て、幸せであることが当然の毎日だったのに、母親が亡くなるかもしれない現実を唐突に突きつけられたのだ。
もう学校どころじゃないし、受験どころじゃないと思うのも仕方がないのかも。
しばらくやさぐれていた結だったが、現実と向きあう為に、エンディングカットを見学させてもらう。


細川達也役の玉置玲央さんは最近凄くイイ感じだな、と思う。
『おかえりモネ』にも出ていたけど、若い頃より今の方が若返って見える。
髪型かな、結構印象が変わる。
『ひきこもり先生』でも凄く印象深かったけど、このちょっとしか出てこない遺族・細川達也の父親との最期の別れの場面に思わず涙がこぼれた。


最初は和俊もエンディングカットなんて受け入れがたかったようだが、七海が自分が死んだら髪を整えて欲しいと希望したので、渡辺正人(鶴見辰吾)に指導をあおいだ。
私は、エンディングカットという名の通り、髪を切るだけだと思っていた。
でも、装束も化粧も一通り担当するようだ。
なかなか大変な仕事だと思う。
突然家族が亡くなって心の整理がついていない人もいるだろうから。
それでも、和俊は遺族に柔らかい笑顔を見せ寄り添う。
だが、それはやっぱり他人だからできたのかもしれない。


ほどなくして七海が亡くなった。
和俊は、七海との約束を果たす為、彼女のエンディングカットを行おうとするが、心が乱れて乱れてどうしようもない。
やはり、どんなに他人の死に向きあってきたとしても身内の死は重く辛いのだ。
いつもとは明らかに様子が違う父親に活を入れたのは結だった。


迫田家の美容院「Les mains douces」はフランス語で“柔らかい手”という意味だ。
美容院にピッタリの名前だな。
確かに、和俊の手は優しくて柔らかくて暖かそうだ。
素敵なお話だった。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
こおひいたいむ様、コメントありがとうございます。
なるほど~、最初からくり抜かれていたのですね。
自分で力任せにスプーンでほじくるのかと思いました。
そんなわけないですよね(笑´∀`)
お写真を拝見する限り、私はお団子の方が好みです♪
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします(^人^)
こおひいたいむ
こんばんは。コメントありがとうございました。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

写真のリンゴは中がくりぬかれて,小さくカットされています。
アイスクリームと混ぜた上に生クリームがあるというシロモノです。
気持ち悪いくらい甘くて美味しかったですよ(?)

店も特に選んでいるワケではないのです。
だいたい食べている途中で「あ,写真」派なので,
カミサンから「写真撮ったら」と言われた時だけ撮っている感じです。

2022年が始まりました。まだまだコロナに振り回されそうですが
お互いに良い年になることを願っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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