北川景子主演『花のれん』あらすじ・ネタバレ感想!
花街、寄席通いのぼんくら夫が愛人を作って他界。借金を背負わされるも根性と商才で道を切り拓いた浪速の女性興行師の生涯を描くヒューマンドラマ。
2025年3月8日(土)よる9時からテレビ朝日系にて放送。
花街、寄席通いのぼんくら夫が愛人を作って他界。借金を背負わされるも根性と商才で道を切り拓いた浪速の女性興行師の生涯を描くヒューマンドラマ。
2025年3月8日(土)よる9時からテレビ朝日系にて放送。

山崎豊子生誕100年記念
『花のれん』
■主演:北川景子
■原作:山崎豊子
■脚本:吉田紀子
■監督:竹園 元
■主題歌:『TSUBOMI』(野田愛実)
■放送:2025年3月8日(土)21:00~
(テレビ朝日系)
※放送予定は変更になる場合があります
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『花のれん』キャスト
★キャスト
『花のれん』あらすじ・ネタバレ感想
★あらすじ
『花のれん』キャスト
<主要人物>
● 河島多加 (北川景子)
21歳で大阪・船場の呉服店に嫁ぐ
夫婦で寄席商売を始める
夫亡き後、女性興行師として切り盛り
夫婦で寄席商売を始める
夫亡き後、女性興行師として切り盛り
● 河島吉三郎 (伊藤英明)
多加の夫
船場の呉服店の息子だが遊び人
船場の呉服店の息子だが遊び人
● 河島久男 (坂東龍汰)
多加と吉三郎の息子
母への反発から東京の大学に進学
大学卒業後は京都の花菱亭を差配
母への反発から東京の大学に進学
大学卒業後は京都の花菱亭を差配
● 伊藤友衛 (上川隆也)
多加がひそかに恋心を抱く紳士
<寄席の関係者>
● がま口(甲本雅裕)
吉三郎がかわいがっていた剣舞師
吉三郎が寄席商売を始めると裏方に
吉三郎の死後、多加を支える番頭に
吉三郎が寄席商売を始めると裏方に
吉三郎の死後、多加を支える番頭に
● 杉田(金山一彦)
吉三郎と多加が開いた2軒目の寄席
【芦辺館】の支配人
【芦辺館】の支配人
● 春団治 (玉山鉄二)
“爆笑王”とよばれた大阪の落語家
● 松鶴 (月亭方正)
春団治と肩を並べる人気落語家
多加が席主を務める寄席にも出演
ある騒動”を起こす
多加が席主を務める寄席にも出演
ある騒動”を起こす
● エンタツ・アチャコ(ミルクボーイ(内海崇・駒場孝))
“しゃべくり漫才”を作ったコンビ
●清(藤谷理子)
●団七(曽我廼家桃太郎)
●団鶴(石田剛太)
● 金沢亭席主 (笹野高史)
一流といわれる寄席【金沢亭】の席主
<そのほか>
● おしの(渋谷凪咲)
北新地の芸者見習いで吉三郎の愛人
● お梅(馬場園梓)
河島家のお手伝い
多加の息子・久男の世話を引き受ける
多加の息子・久男の世話を引き受ける
● 織京 (本多力)
京都の織元の主人
吉三郎の呉服店とも取引
吉三郎の呉服店とも取引
● 石川きん(泉ピン子)
利子が安い小銭貸し
気が向かないと金を貸さない偏屈者
多加の心意気に触れ金を融通する
気が向かないと金を貸さない偏屈者
多加の心意気に触れ金を融通する
● 孫一 (吹越満)
多加の実父
大阪・堀江で米店を営む商人
大阪・堀江で米店を営む商人
『花のれん』あらすじ
明治39年、大阪・堀江の米店の娘・多加(北川景子)は、お見合いの末、21歳で船場の呉服店に嫁ぐ。
ところが、夫になった河島吉三郎(伊藤英明)はとんだ道楽者だった。
多加は息子の久男を抱きかかえながら商売を支えるが、とうとう家を売るしかなくなるほど窮迫する。
それでも吉三郎は花街や寄席通いを止めない。
多加は「そないに寄席や芸事が好きやったら、いっそのこと寄席でも商売にしはったらどうだす」と一喝する。
多加は吉三郎を支えるためボロボロの寄席小屋を手に入れる。
ところが、夫になった河島吉三郎(伊藤英明)はとんだ道楽者だった。
多加は息子の久男を抱きかかえながら商売を支えるが、とうとう家を売るしかなくなるほど窮迫する。
それでも吉三郎は花街や寄席通いを止めない。
多加は「そないに寄席や芸事が好きやったら、いっそのこと寄席でも商売にしはったらどうだす」と一喝する。
多加は吉三郎を支えるためボロボロの寄席小屋を手に入れる。
吉三郎は馴染みの芸人を集め寄席を開いた。
だが、素人寄席に客が入るはずもなく、近所の小銭貸し・石川きん(泉ピン子)に金を借りて何とかしのぐ始末。
ある夏の日、多加はキンキンに冷やした飴を寄席で売ることを思いつく。
それが評判になり次第に客がつき始め、吉三郎の芸人選びの妙もあり、連日大入りを記録。
河島夫妻は2軒目の寄席を開業する。
だが、素人寄席に客が入るはずもなく、近所の小銭貸し・石川きん(泉ピン子)に金を借りて何とかしのぐ始末。
ある夏の日、多加はキンキンに冷やした飴を寄席で売ることを思いつく。
それが評判になり次第に客がつき始め、吉三郎の芸人選びの妙もあり、連日大入りを記録。
河島夫妻は2軒目の寄席を開業する。
しょせんは遊び人の吉三郎。
愛人・おしの(渋谷凪咲)との同衾中に心臓麻痺で亡くなってしまう。
散財で借金を残した甲斐性無しの夫にもかかわらず、多加は葬儀で“一生二夫にまみえぬ証”(例え夫が死んでも別の夫を持つことはしない)である白い喪服をまとう。
愛人・おしの(渋谷凪咲)との同衾中に心臓麻痺で亡くなってしまう。
散財で借金を残した甲斐性無しの夫にもかかわらず、多加は葬儀で“一生二夫にまみえぬ証”(例え夫が死んでも別の夫を持つことはしない)である白い喪服をまとう。
ひとり寄席商いを続けることになった多加は、法善寺にある一流の寄席小屋を粘り強い交渉で入手する。
多加の手腕に舌を巻く金沢亭席主(笹野高史)に対し、多加は「わてなりののれんを、この寄席(こや)に掲げさして貰います」と大見得を切る。
多加は、商いに一生を賭ける覚悟を込めて【花菱亭】と染め抜いた花のれんを掲げた。
多加の手腕に舌を巻く金沢亭席主(笹野高史)に対し、多加は「わてなりののれんを、この寄席(こや)に掲げさして貰います」と大見得を切る。
多加は、商いに一生を賭ける覚悟を込めて【花菱亭】と染め抜いた花のれんを掲げた。
ある日、ひとりの男が花菱亭を訪れる。
この男、伊藤友衛(上川隆也)はたびたび花菱亭を訪ねては窮地を救う。
多加が商売の手腕を振るう一方で息子の久男(坂東龍汰)とは心がすれ違う。
久男は多加への反発心から東京の大学に進学したいと言い出して……。
この男、伊藤友衛(上川隆也)はたびたび花菱亭を訪ねては窮地を救う。
多加が商売の手腕を振るう一方で息子の久男(坂東龍汰)とは心がすれ違う。
久男は多加への反発心から東京の大学に進学したいと言い出して……。
『花のれん』ネタバレ感想
たくましいけれど可愛い女性。北川景子さんにピッタリの役だと思う。
北川さん自身、きちんと目標設定をして止まったら死ぬ勢いでお仕事をがむしゃらに頑張ってきた方なので。
河島多加は良く言えば根性があるのだが、悪く言えばなりふりかまわぬ金儲けをしているえげつない女性かな。
そういう人を可愛らしいと思わせる北川景子さんのポジティブさと上品さ。
素晴らしい!
顔の造形なんて陳腐なものではなく、知性や教養が醸し出されているからこそ可愛らしさが際立つのだろうな。
北川さん自身、きちんと目標設定をして止まったら死ぬ勢いでお仕事をがむしゃらに頑張ってきた方なので。
河島多加は良く言えば根性があるのだが、悪く言えばなりふりかまわぬ金儲けをしているえげつない女性かな。
そういう人を可愛らしいと思わせる北川景子さんのポジティブさと上品さ。
素晴らしい!
顔の造形なんて陳腐なものではなく、知性や教養が醸し出されているからこそ可愛らしさが際立つのだろうな。
それにしても、多加(北川景子)の夫・河島吉三郎(伊藤英明)のクズっぷりが腹立たしいことったらない。
可能ならドロップキック30連発くらいくらわしたいわ。
涙をこぼしながら吉三郎を責める多加の気持ちが分からんか?
金に汚い惨めたらしい嫁はん扱い、これは女として耐えられん。
しかも愛人・おしの(渋谷凪咲)の元で同衾中に死んだなんて体裁悪すぎ。
おしのはビービー泣いてるし、腹立ちのあまり草履でも下駄でも張り飛ばしたくなるのも当然っちゃ当然。
“一生二夫にまみえぬ証”(例え夫が死んでも別の夫を持つことはしない)である白い喪服を着たのは、商売を続ける上でのパフォーマンスなんだろうけど。
可能ならドロップキック30連発くらいくらわしたいわ。
涙をこぼしながら吉三郎を責める多加の気持ちが分からんか?
金に汚い惨めたらしい嫁はん扱い、これは女として耐えられん。
しかも愛人・おしの(渋谷凪咲)の元で同衾中に死んだなんて体裁悪すぎ。
おしのはビービー泣いてるし、腹立ちのあまり草履でも下駄でも張り飛ばしたくなるのも当然っちゃ当然。
“一生二夫にまみえぬ証”(例え夫が死んでも別の夫を持つことはしない)である白い喪服を着たのは、商売を続ける上でのパフォーマンスなんだろうけど。
引き出しを開けて白い喪服を見ては自分の恋心を抑え商いに邁進する多加。
寄席をいくつも持ってて芸人や従業員を抱えている身で異性にのぼせている場合ではないけれど、恋くらいしても良くないかと思ってしまう。
伊藤友衛(上川隆也)が「通天閣を買い取った女やないですか」と言っていたが、結構インパクトのある言葉だなと思った。
寄席をいくつも持ってて芸人や従業員を抱えている身で異性にのぼせている場合ではないけれど、恋くらいしても良くないかと思ってしまう。
伊藤友衛(上川隆也)が「通天閣を買い取った女やないですか」と言っていたが、結構インパクトのある言葉だなと思った。
伊藤の名誉を守るためだろうか、20円の写真をなんと3000円で買った多加。
がま口(甲本雅裕)もビックリ。
でも、「一生にたった1回の贅沢」と涙ながらに自分の気持ちを吐露する多加の言葉に、がま口も納得するしかない。
ただね、「女の気持ちがおましたんか」はちょっと酷くない、がま口はん?
そのがま口を演じる甲本雅裕さんの芝居がめっちゃ面白かっただけに、泣きの場面はグッときたわ。
予想を裏切って甲本雅裕さんにめっちゃ涙をさそわれた。
がま口(甲本雅裕)もビックリ。
でも、「一生にたった1回の贅沢」と涙ながらに自分の気持ちを吐露する多加の言葉に、がま口も納得するしかない。
ただね、「女の気持ちがおましたんか」はちょっと酷くない、がま口はん?
そのがま口を演じる甲本雅裕さんの芝居がめっちゃ面白かっただけに、泣きの場面はグッときたわ。
予想を裏切って甲本雅裕さんにめっちゃ涙をさそわれた。
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