〖スキップとローファー〗9巻あらすじ・ネタバレ感想。
志摩くんの恋愛に関する考えが病みすぎ。
「人として好き」がめちゃくちゃ重い好きでした。
志摩くんの恋愛に関する考えが病みすぎ。
「人として好き」がめちゃくちゃ重い好きでした。
〖スキップとローファー〗9巻
Skip and Loafer
■著者:高松美咲
■デザイン:Megumi Fukuodori
■発行:株式会社講談社
■発売日:2023年8月23日
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〖スキップとローファー〗9巻登場人物
〖スキップとローファー〗9巻あらすじ・ネタバレ感想
〖スキップとローファー〗9巻登場人物
<つばめ西高校 元1年3組>
● 岩倉美津未
3月3日生まれ。石川県の田舎町出身
みんなに“みつみ”と呼ばれている
友達を実家に招待
みんなに“みつみ”と呼ばれている
友達を実家に招待
● 志摩聡介
10月9日生まれ。2年2組
元子役のイケメンで演劇部の新副部長
みつみとお試し交際をしたが友達に戻った
元子役のイケメンで演劇部の新副部長
みつみとお試し交際をしたが友達に戻った
● 江頭ミカ
7月29日生まれ。英会話部
“心の許さじノート”に嫌な奴の名を刻む
志摩と同じ2年2組
“心の許さじノート”に嫌な奴の名を刻む
志摩と同じ2年2組
● 村重結月
12月11日生まれの帰国子女で美人
趣味はピアノに美術鑑賞
美術部員だが絵の才能は“画伯”レベル
一人だけ2年4組になる
趣味はピアノに美術鑑賞
美術部員だが絵の才能は“画伯”レベル
一人だけ2年4組になる
● 久留米誠
4月17日生まれ。両親とも公務員
年間100冊以上小説を読む
美津未と同じ2年1組
年間100冊以上小説を読む
美津未と同じ2年1組
● 迎井司
5月19日生まれ。中学からの志摩の友達
成績優秀、高身長、誠実、地学部部員
2年5組
成績優秀、高身長、誠実、地学部部員
2年5組
● 山田健斗
背の低さとモテない理由に悩む
迎井と同じ2年5組
ついに彼女ができる
迎井と同じ2年5組
ついに彼女ができる
<つばめ西高校>
● 兼近鳴海
2月1日生まれ。演劇部3年元部長
常に柄シャツを着ている
習字の先生だった祖母に習い達筆である
常に柄シャツを着ている
習字の先生だった祖母に習い達筆である
● 八坂千笑璃
美津未のクラスメイトになったぶりっ子
美津未が志摩と交際していることを知る
美津未が志摩と交際していることを知る
● 氏家清彦
美津未のクラスメイト
生徒会長選に立候補→落選→副会長
実は好きな人がいる
生徒会長選に立候補→落選→副会長
実は好きな人がいる
● 友枝芽衣子
山田と同じクラスの女子⇒山田の彼女
● 湯川桃
新1年生で化学分野で有名
新生徒会の会計
新生徒会の会計
●2年・生徒会総務・及川賢彰
●1年・生徒会広報・水森綾音
●1年・生徒会書記・木暮葉次
●志摩のクラスの肉食女子達
●演劇部の部長・岡野ほか部員
<東京>
● 岩倉直樹 /ナオちゃん
美津未の叔父/叔母でトランスジェンダー
スタイリスト。東京での美津未の保護者
美津未とその友達と一緒に帰省
スタイリスト。東京での美津未の保護者
美津未とその友達と一緒に帰省
<石川県>
● 遠山文乃
美津未の幼馴染みで親友
●美津未の父
●美津未の母・智花
●美津未の祖母
● 岩倉真春
美津未の妹。東京へ行きたがっている
●美津未の弟・桔平
●サトノスケ(犬)
●オミソ(猫)
●オシオ(猫)
●オミソ(猫)
●オシオ(猫)
<そのほか>
●村重結月の父
●江頭ミカの母
●久留米誠の両親
●迎井司の母
〖スキップとローファー〗9巻あらすじ
【その前に】8巻あらすじ
目立つのが好きでとにかくモテたい山田健斗は、彼女がほしいが口癖です。
そんな山田は、最近、同じクラスの友枝芽衣子のことが気になっています。
大人しい芽衣子からの直接アプローチはありません。
山田は周囲の反応からも脈有りだと感じるのですが決め手がありません。
そんな山田に芽衣子の友達が釘を刺してきます。
そんな山田は、最近、同じクラスの友枝芽衣子のことが気になっています。
大人しい芽衣子からの直接アプローチはありません。
山田は周囲の反応からも脈有りだと感じるのですが決め手がありません。
そんな山田に芽衣子の友達が釘を刺してきます。
岩倉美津未と志摩聡介はお試し交際をリセットし、友達に戻っています。
そのことは仲良しグループの子達にも秘密。
そんな中、美津未は夏休みの帰省の際、みんなで実家に行かないかと誘い……。
そのことは仲良しグループの子達にも秘密。
そんな中、美津未は夏休みの帰省の際、みんなで実家に行かないかと誘い……。
〖スキップとローファー〗9巻収録
Scene48 コロコロの片想い
Scene49 ワクワクの旅行計画
Scene50 ギクシャクの登校日
Scene51 ドキドキの海<1>
Scene52 ドキドキの海<2>
Scene53 ドキドキの海<3>
〖スキップとローファー〗9巻ネタバレ感想
結論から言うと、志摩くんはみつみちゃんのことを大好きだと思います。
それも相当、かなり、崇め奉るほどに好きだと思うのです。
志摩くんとみつみちゃんは8巻でお試し交際をした結果、あっという間に恋人(未満)関係を解消し友達関係に戻りました。
9巻では、志摩くんは仲良しグループの1人として石川県のみつみちゃんの実家に遊びに行きます。
そこでみつみちゃんの親友・ふみちゃんとお試し交際の顛末を話す機会がありました。
それも相当、かなり、崇め奉るほどに好きだと思うのです。
志摩くんとみつみちゃんは8巻でお試し交際をした結果、あっという間に恋人(未満)関係を解消し友達関係に戻りました。
9巻では、志摩くんは仲良しグループの1人として石川県のみつみちゃんの実家に遊びに行きます。
そこでみつみちゃんの親友・ふみちゃんとお試し交際の顛末を話す機会がありました。
「みつみちゃんって
勉強以外
すっごい抜けとるん
よ?」
(138ページ)
この一言が志摩くんには衝撃でした。
おそらくみつみちゃんのことを、ズレているとか抜けているとか思っていないのは志摩くんだけなのです。
おそらくみつみちゃんのことを、ズレているとか抜けているとか思っていないのは志摩くんだけなのです。
ふみちゃんの言葉は志摩くんの中のみつみ像を打ち砕いたようですが、納得がいかないのか(結構頑固)、今度は迎井くんにみつみちゃんがどんな人に見えるか問います。
そして、迎井くんが「天然」と言ったことにまたショックを受けるのです。
迎井くんとの会話の中で、志摩くんはみつみちゃんのことを尋常ではないくらい神扱いしているのではないかと思いました。
頭は良いのに志摩くんの人間関係の前提はめちゃくちゃです。
迎井くんが志摩くんの混沌とした頭の中を整理してくれて良かったです。
そして、迎井くんが「天然」と言ったことにまたショックを受けるのです。
迎井くんとの会話の中で、志摩くんはみつみちゃんのことを尋常ではないくらい神扱いしているのではないかと思いました。
頭は良いのに志摩くんの人間関係の前提はめちゃくちゃです。
迎井くんが志摩くんの混沌とした頭の中を整理してくれて良かったです。
迎井くんは、「人として」「友達として」「恋人として」のどの「好き」が一番凄いと思っているのか、志摩くんに尋ねます。
ここで志摩くんは驚きの回答を披露。
志摩くんの面倒くさい考え方は、家庭環境による影響のようです。
その上、女子がカッコイイ彼氏自慢をする為に自分をアクセサリー扱いしていることに慣れてしまったせいか、とにかく“恋人”というものを何か誤解しています。
ここで志摩くんは驚きの回答を披露。
志摩くんの面倒くさい考え方は、家庭環境による影響のようです。
その上、女子がカッコイイ彼氏自慢をする為に自分をアクセサリー扱いしていることに慣れてしまったせいか、とにかく“恋人”というものを何か誤解しています。
「オレはさぁ
みつみちゃんのこと
人としてすごい
好きなわけ」
みつみちゃんのこと
人としてすごい
好きなわけ」
「みつみちゃんが
そうしたいなら
「恋人」もできるかな
と思ったけど」
そうしたいなら
「恋人」もできるかな
と思ったけど」
「 そんなもん に
しちゃうのは
なんか嫌だったん
だよ実際」
しちゃうのは
なんか嫌だったん
だよ実際」
(150ページ)
※参照:『スキップとローファー』9巻150ページ
迎井くんが整理する前に、志摩くんが“恋人”を“そんなもん”と言った理由は、志摩くんの中で最も低くどうでもいい存在が“恋人”だったからなのですね。
みつみちゃんとお試し交際を始めた時、やってもーた感丸出しで激しく凹んでいたのは、この考えあってのことだったのかと納得しました。
てっきりみつみちゃんの理想に応えられないことが原因で落ち込んでいるのかと思っていました。
みつみちゃんとお試し交際を始めた時、やってもーた感丸出しで激しく凹んでいたのは、この考えあってのことだったのかと納得しました。
てっきりみつみちゃんの理想に応えられないことが原因で落ち込んでいるのかと思っていました。
人として好きってほとんど脈無しだと思っていたのですが、志摩くんにとって「人として好き」は“もの凄く重い好き”なのですね。
だから、みつみちゃんを“そんなもん”程度の恋人にしてしまうことは、彼女を貶めるような感覚だったのかもしれません。
周囲からも恋愛的な意味でみつみのことを好きなのかと言われると力一杯否定してしまうのも、そんな軽いものとして扱わないでほしいという気持ちがあってのことだったのでしょうが、これは1から10まで説明しないと誰も理解できないですよね。
なんせ本人も分かっていませんから。
だから、みつみちゃんを“そんなもん”程度の恋人にしてしまうことは、彼女を貶めるような感覚だったのかもしれません。
周囲からも恋愛的な意味でみつみのことを好きなのかと言われると力一杯否定してしまうのも、そんな軽いものとして扱わないでほしいという気持ちがあってのことだったのでしょうが、これは1から10まで説明しないと誰も理解できないですよね。
なんせ本人も分かっていませんから。
とりあえず、恋人とか恋愛的な好きという感情に対しての志摩くんの考えが病んでいることだけは間違いありません。
そんな志摩くんが急にスイッチが入ってびっくり。
え?
そんな志摩くんが急にスイッチが入ってびっくり。
え?
何で突然赤面したの?
志摩くん…やっぱりよく分からない子です。
志摩くん…やっぱりよく分からない子です。
つづきは10巻あらすじ・ネタバレ感想
※参照:『スキップとローファー』9巻164ページ
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ありがとうございました(人´∀`*)
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