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〖太陽よりも眩しい星〗2巻あらすじ・ネタバレ感想。告白前に2回失恋…

河原和音著〖太陽よりも眩しい星〗2巻あらすじ・ネタバレ感想。
告白する前に2回も失恋してしまった朔英。
健気に友達でいようとする朔英に泣ける。
第12回 an・an マンガ大賞準大賞受賞!

〖太陽よりも眩しい星〗2巻

A STAR BRIGHTER THAN THE SUN
著者:河原和音
カバーデザイン:川谷康久(川谷デザイン)
発行:株式会社集英社
発売日:2022年2月25日
『太陽よりも眩しい星』2巻 tataraworks

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〖太陽よりも眩しい星〗2巻あらすじ・ネタバレ感想




〖太陽よりも眩しい星〗2巻登場人物 

●岩田朔英(いわた・さえ)
 あだ名は「岩(いわ)ちゃん」
 小1から光輝のことが好き
 身長167㎝→1㎝伸びて168㎝に

●神城光輝(かみしろ・こうき)
 朔英の幼なじみでサッカー少年
 小6で背が伸びイケメンに成長
 好きな人は「太陽越えて眩しい星」
 183.2㎝ 71.5㎏

●小野寺翡翠(おのでら・ひすい)
 「翠(すい)ちゃん」
 高校で朔英のクラスメイトになる
 朔英の恋を応援
●香川(かがわ)
 朔英と同じ班になったクール女子
 朔英の味方だと宣言し恋も応援
●井沢優心(いざわ・ゆうしん)
 朔英と同じ班で班長
 余計なことばかり言う
●鮎川(あゆかわ)
 朔英の隣の席
 研修旅行で朔英と同じ班になる
 どうやら入試トップだったらしい

●担任の小林先生

●朔英の母
●光輝の母



〖太陽よりも眩しい星〗2巻あらすじ 

◆1巻あらすじ・感想→こちら
岩田朔英は、小学校の入学式以来の幼なじみ・神城光輝を想い続けている。
朔英は研修旅行中に、同じ班の小野寺翡翠から光輝に好きな人がいると聞かされる。
事実を確かめようとした朔英に、光輝は想い人のことを「太陽越えて眩しい星」(1巻196ページ)と表現する。
光輝の想いの強さを知った朔英は諦めることを決意し、光輝からなるべく距離をとろうとするのだが……。


自分に対してよそよそしい態度をとる朔英のことが気になる光輝は、オリエンテーリングで朔英と同じ手漕ぎボートに乗る。
光輝に避けている理由を尋ねられた朔英は、光輝の好きな人に誤解させない為だと言い訳をする。
光輝は朔英に、気遣って離れるとかさみしい事を言わないでほしい、小学校からの大事な友達だからと強く言う。
朔英は、光輝への想いを告げることなく友達であることを受け入れる。
それは、朔英にとって2度目の失恋だった……。


〖太陽よりも眩しい星〗2巻5話~8話収録

episode 5:まぶたを閉じてもそこに在る
episode 6:跳ねて、揺らいで
episode 7:友達
episode 8:知恵と心と、それから勇気

◆3巻あらすじ・感想→こちら
『太陽よりも眩しい星』2巻 tataraworks



〖太陽よりも眩しい星〗2巻ネタバレ感想 

〖太陽よりも眩しい星〗は、第12回 an・an マンガ大賞の準大賞を受賞した。
(2021年12月24日発売2280号)
ちなみに大賞は、白泉社の〔花ゆめAi〕で連載中の作品『恋するMOON DOG』(著者:山田南平)だった。
an・an マンガ大賞とは、

1.カッコイイ男の子が出てくること
2.ラブストーリーであること
3.連載中の作品であること
4.読後前向きな気持ちになれること

の4項目を基準に、編集部内のマンガ好きスタッフが厳正に審査する、というもの。
ラインナップは確かにカッコイイ男の子が出てくる漫画ばかりだった。


それはさておき感想だ。
1話読むのに随分と時間がかかってしまう。
いちいち朔英ちゃんに感情移入して、ついついホロリとしちゃうから、はなをかんだり一旦気持ちを落ち着けたりしているうちに時間が経ってしまうのだ。
30ページで光輝を避けている理由を話す朔英ちゃんのモノローグ。

もう小学生では
ないから
ほんとうの理由を
隠せるよ
私の気持ちは
隠したままで
上手にごまかせる
そしたら
神城もきっと
困らない

こんなことを思っている朔英ちゃんの前にいる光輝に対し、もう放っておいてあげて、朔英ちゃんが可哀想!と泣けてきた。


朔英は、中学で光輝とクラスが離れ疎遠になってもずっと好きだった。
同じクラスになり好きな人の姿が目に入ってくる今、諦めなんかつくわきゃないのに自分の気持ちを抑えようと必死だ。
それなのに、36ページから37ページにかけて光輝は、自分から離れようとしている朔英に、いかに朔英のことを大事な友達だと思っているか強く語る。
友達強調なんて朔英にとっちゃ追い打ちをかけられたようなものだ。
それでも、熱く語る光輝に対し朔英は「これからも友達」宣言をする。
光輝は良い子で全然悪くない…悪くないけど~……辛い(゚´Д`゚)
このまま友達でいたら、光輝の恋バナを聞く役目になってしまうではないか!


光輝は、読むほどに朔英のことを本当は好きなんじゃないの?と思えてくるのがズルイと思う。
1巻の光輝が好きな人の話をする場面を読み返したけれど、やっぱり相手は朔英ではなさそうな言い回しに思える。
だが、光輝の朔英への思わせぶりな態度は2巻でも度を超している。
いくら小学生の頃、チビで弱々しい自分を朔英が助けてくれたお返しをすると言っても無理があると思うのだ。
やっぱり朔英のことが大好きなのか、それとも分かってて思わせぶりなことをやっているか、どっちかでなきゃ納得いかない。


思わせぶりなことばかりされて“好き”を止められない朔英ちゃん。
だって、ちょっとヤキモチやいたりするのよ、この男。
だいたいやね、光輝は1巻の中学の卒業式で母親が朔英の写真を送れと言ったことを理由に2人で写真を撮っているけど、2巻で出てきた光輝ママの態度からその写真は見ていないと思われる。
だったらあの写真は光輝のスマホに保存されたままじゃん?て思うのだ。
私は、1巻で光輝がテスト範囲を教えてと間違って朔英に送ったLINEも実は光輝のあざとい技ではないかと疑っている。


ほんとに光輝は朔英ちゃんのことを友達としか思っていないのかなぁ。
ああああ、焦れる~!
早く3巻読みたい。
『太陽よりも眩しい星』2巻 tataraworks

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`*)

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