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〖サクラ、サク。〗1巻あらすじ・ネタバレ感想!困っている人を見たら絶対放っておかない

咲坂伊緒さんの〖サクラ、サク。〗1巻あらすじ・ネタバレ感想。
人に親切にされたことに感動した咲(サク)は、その日から【困っている人を見たら絶対放っておかない】と決め実行する。
そして、いつか自分を助けてくれた人に会ってお礼を言いたいと想い続けていた。
高校の入学式で、咲はその人の弟を見つけ……。


〖サクラ、サク。〗1巻 

“LOVE” WILL BE IN FULL BLOOM!
〖サクラ、サク。〗1巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks
著者:咲坂伊緒
カバーデザイン:川谷康久
発行:株式会社集英社
2021年5月25日発売



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〖サクラ、サク。〗あらすじ・ネタバレ感想




〖サクラ、サク。〗1巻登場人物 

●藤ヶ谷咲(ふじがや・さく)
 困っている人を放っておけない
 陽希と同じ1年C組

●桜陽希(さくら・はるき)
 小学生の頃、空手を習っていた
 咲が亮介と会える手筈を整える

●桜亮介(さくら・りょうすけ)
 2歳上の陽希の兄
 咲の恩人?

●大翔(だいと)
 陽希の幼稚園からの幼馴染み
 陽希を“陽(はる)くん”と呼ぶ
 陽希は“大ちゃん”と呼んでいる

●荻原琴乃(おぎわら・ことの)
 咲と陽希と同じクラス
 束縛系彼氏持ち
 よく“はぎわら”と間違われる

●佐野美斗士(さの・みとし)
 咲と陽希と同じクラス
 存在感が薄い
 よく「いたの?」と言われる

●琴乃の彼氏
 俺以外の男と仲良くするな
 かなりの束縛彼氏



〖サクラ、サク。〗1巻あらすじ 

●プロローグ『私に名前がついた日』、bloom.1~bloom.3収録
藤ヶ谷咲(ふじがや・さく)は、そこに居ても誰も気づかないような“その他大勢”のうちの1人だ。
中学生だったある日のこと、咲は電車に乗車中に貧血が起きてしまう。
誰かが開けてくれた窓から入る風で少し楽になった咲は、次の駅まで立ったまま頑張ることができた。
しかし、下車する際に鞄を乗客の間から抜き出せず、鞄は電車とともに去り、咲は貧血からホームで昏倒してしまう。


医務室で目を覚ました咲は、駅員から折り返して鞄を届けてくれた人がいたことを教えられる。
窓を開けてくれたのもその人らしい。
駅員から渡された恩人の連絡先のメモに書かれた名前は“桜亮介”。
咲は神様のようだと感謝し、その気持ちを伝えたいと心から思う。
人に親切にされたことに感動した咲はその日を境に
困っている人を見たら絶対放っておかない
(22ページ)と決め実行する。


高校の入学式、「さく…」と呼ぶ声に反応した咲だったが、呼ばれていたのは“桜陽希(さくら・はるき)”と言う男子だった。
咲は、陽希と同じクラスになったことは神様のお導きだとばかりに喜ぶ。
陽希には亮介という名の兄がいる。
あの日、助けてくれた人物に違いないと確信した咲は、陽希に亮介宛の手紙を託そうとするがすげなく断られ……。

●2巻あらすじはこちら
〖サクラ、サク。〗1巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks



〖サクラ、サク。〗1巻ネタバレ感想 

プロローグに『私に名前がついた日』というタイトルがつくほど、咲は目立たない、と言うかそこに居ても誰も気づかないような“その他大勢”タイプの女の子だ。


ところが、あの日、親切にしてもらったことで咲の意識が大きく変わる。
例え“いい子ちゃん”呼ばわりされようと、自分も【困っている人を見たら絶対放っておかない】(22ページ)と決めてそれを実行していくのだ。
話したことがない人に声をかけるのは勇気がいるが、何度も繰り返すうちに高校生になる頃には体が自然に動くようになっていた。
大人しくて目立たない子から行動力のある子になった。
ほぼ別人である。
自分をまるっと変えてしまうほど、あの日、“桜 亮介”なる人物が咲の為にしてくれた事の影響力は大きかった。


「あんなに嬉しいとありがとうでいっぱいになった事なかった
だから私も困ってる人を見たら絶対助けるって決めたんだ
それくらい私にはすごい事だったから」

(78、79ページ)


咲は自分が率先して困っている人に手を貸したりすることで“いい子ちゃん”と言われることすら嬉しいと思っている。
“いい子ちゃん”てのは嫌味な言い方だ。
そんなふうに言われてニコニコする咲を変な子だなぁと思っていたのだが、その理由を咲はこんなふうに陽希に語る。
「だってそれって
困ってる人は放っておかないって
私になったから
言われるって
事でしょ?」
(81ページ)


陽希の兄・亮介はモテる。
いつも亮介への橋渡しを頼まれる陽希にしてみれば面白くない。
陽希は、咲もこれまでの亮介ファンの女子同様、自分を伝書鳩扱いしていると感じていたのだろう。
そんな陽希は、咲の事情を知って彼女が亮介に会えるよう手筈を整える。
なんだかんだで陽希も凄く優しくていい子なのだ( ´艸`)


このお話は優しい人ばかり登場する。
陽希の幼馴染みの大翔は見た目が厳ついが、やっぱり気持ちの優しい人だ。
ひょんな事から咲と亮介の友達になった琴乃や美斗士もいい子達だ。
咲と会うことを拒否していた亮介も愛想はないがやっぱり優しい人だ。
今のところ、コイツはちょっと…と思う人物は琴乃の束縛系彼氏くらいかな。


陽希は、「優しい」と言われるたびに自分は優しくないと頑なに否定する。
咲の前で、優しいなんてどうでもいいことだと口にした陽希に、優しいことは最重要だと力説する咲。
そんな咲に陽希はついうっかりこんなことを言ってしまう。
「ふーん
じゃあ藤ヶ谷は
俺の事 好きになっちゃうかもね

(169、170ページ)
ぎゃーーーー >*0*< ーーーー!!!
甘酸っぱいぜ。


登場人物がみんな善人という優しいお話が大好きなので1巻を読んで満足した。
余談だが、亮介も陽希も何となく山﨑賢人さんにルックスが似ていると思う。
特に136ページの亮介さんとかね(〃▽〃)
〖サクラ、サク。〗1巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`*)

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