ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

子離れ

2012-09-07 23:32:47 | 日記
親離れ、子離れとよく言われます

当然、親離れが早いほうが
つまり子供が早く自立する方がいいに決まっているのですが

でも実際のところは、子供から逆に離れられない
子離れができない親が近年増えているそうです

しかし、まさか自分がそうだとは・・

今日は3年生の何人かが久しぶりに練習に来てくれました

その前には、みんなが集まって、
「練習に来ていいでしょうか?」と
自分のところに来てくれました

なんだか、本当にホッとしてしまいました
と同時に、そのとき思いました

「ああ、自分は子離れができてない」と・・

うすうすは感じてたのですが、情けない話です


たとえば

3年生がおしゃれに髪型を変えればさびしくなり

スカートが短くなるとさびしくなり

テニスシューズを履かなくなるとさびしくなり

ラケットバックを持っていないとさびしくなり

1日のうちに1回も顔を合わさないとさびしくなり

高校の体験入部のことを相談されなかったらさびしくなり

練習に来ないとさびしくなり

その他いろんなことでさびしくなり(笑)


ああ、本当に情けない&恥ずかしい・・・
しかし、これが本音

教師だから
「これは守りなさい」
「こうしないとだめだ」
なんて注意は当然するし、必要なことなのですが

しかし結局本音を言うと、一緒にやってきた選手たちが
みんな離れていくのがさびしくつらいだけなのだと思います



子供たちは正しい方向かどうかはわかりませんが
新しい自分の道に踏み出し、どんどん離れていくのに
自分一人が、まだ同じ場所にとどまって
過去に縛られているように思います

まだ、魂は山梨にあるのかもしれません

それこそ本当に「子離れができない情けない親」です
でも、どう頑張っても、結局は自分にうそはつけません


たとえ3年生がいろんな方向に進んで離れていっても

自分はおんなじ場所にとどまって、
あいもかわらず同じようなことをやってるぞ、と

同じ場所でずっと待ってるから、忘れるなよと
ちゃんと帰ってこれるような自分でいろよと

これからも伝えていけるようにしたいです

けがや病気や、その他ありとあらゆる苦労を
最後のつもりで乗り越えてきた分、
彼女らへの愛着は想像を絶するものでした

当分は子離れできそうにはありません
困ったものです


そして、実は2年生も
自分に苦労をさせるのが趣味のようなメンバーになってきました

どうなることやら

想像するのが怖いですが
それだけのメンバーに囲まれていることに感謝します