ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

府大会団体

2012-11-10 22:34:49 | 日記
山あり谷ありのわがチーム
今日は府大会の団体戦でした

団体戦と言えば、この夏声がかれるほど叫び吠えまくった
あの団体戦が思い出されます

選手、応援、ベンチの気持ちが一体となったあの昂揚感が団体戦の魅力
「個人戦より団体戦」と多くの顧問が重視するのもうなずけます

ただ、この団体戦
重視するからこそこだわるところが多いのも確かなこと
なによりそのチームの様子が一番わかりやすいので
チームを率いる監督さんは
「これがうちのチームだ!」というのを見せたがります

その中でも一番こだわりが強い、面倒くさい顧問が自分だと思います

今回は応援団を連れて行かないという手段に出ました
当然、自分の経験の中でも初めてです

それは前日までの練習試合や練習でのあまりにもふがいない内容が原因です

技術面ではなく、精神的な粘りや、意欲の面であまりにもふがいなさ過ぎました
一番ちゃんとしてたのは1年生後衛
でもこの子は今回の府大会のメンバーではありません
2年生は何か感じなかったのか?と思います

うちの2年の選手は勝ってるときや、プレッシャーがない時には
まあ、ちゃんとしたテニスをしますが
ひとたび相手が逆襲をかけてくると
途端に弱気に走り、ミスを連発し、試合を壊してしまいます
その結果、相手はノリノリ
一番悔しく情けない負けが待っています
これまでも何回も言い続けてきたのですが
どうしてもそれをやってしまいます

こんな状態ではとてもじゃないが
応援団の心を動かすような試合はできないと判断しました
それなら学校で練習してた方がましかなと

そして何よりも選手一人一人に危機感を感じてほしかったのです
自分たちのチームをどうしていくか?
という点で考えてほしかったのですが
自分の長い長い顧問生活の中でも初めての「賭け」
・・・大失敗に終わりました

やっぱり、そんな簡単にはいきません

朝から危機感と意欲の全く見えない行動にがっかりし

試合の中でも典型的な逆転負けの連続
しかも逆転されてからの雪崩のような自滅ぶりにがっかりし
流れが変わってからはほぼ一方的


いったい何回見たことでしょう

強くなりたい、という思いはあると思うのですが
「そのために、自分はここが課題だから絶対ここを努力して克服するんだ!」
という努力の部分が欠落しているように見えます

そしてうまくいかなくて落ち込んでばかり・・
そりゃ努力してないんだから変わるわけないのに

なんだか、努力しなくても、何となく思ってれば、
何となくそのうち変われるんじゃないか?
みたいな甘えがどこまでもこのチームを苦しめます

そして練習が一番問題
以前までのチームにも注意したことはあるのですが

練習でやってるのは、うまくいってるときの自分
ということです

うちのチームが練習でやらなくちゃいけないことは
「一番のピンチの場面を想定しての練習をする」ということです

今ピンチなんですよ~~


というわけで、最後の公式戦の団体戦は
まったく吠えることもなく、叫ぶこともなく・・
静かに、そして踏んだり蹴ったりで終わってしまいました

あすは個人戦
残っているのは1ペアのみ
意地を見せて頑張ってほしいものです