ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

合格発表

2013-02-13 22:37:04 | 日記
私学入試がひとまず終わって
合否の発表が各高校で行われています

当然のことながら
合格する人もいれば、不合格の人もいます

喜ぶ人、肩を落とす人
そんな姿を見ると、自分は昨年の夏の市内大会を思い出します

実力はあるのに
絶不調で苦しんでいたペアがいました

そして、最後の夏の市内大会
当然目標は府大会、そして近畿大会

ところが、そのペアはなんと1回戦で敗れてしまいました

3年間の努力、夢見た場所がその1試合で消えてしまいました

自分も心配していたとはいえ、あまりのことにかける言葉がありませんでした

ただひとつ、話せたことは
いつか、「ああ、負けたことが自分にとって良かった」と言える日が来る
ということだけでした

そのペアは団体にはパートナーを変えて大活躍
後衛は近畿大会で全勝
前衛も天秤勝負をことごとくものにし
全国大会の出場を勝ち取りました

今でも思います
あの時の負けがなかったら、はたしてこんなドラマが待っていてくれただろうか

すべてがうまくいっていたら
このチームが全国まで上り詰めることはできなかったでしょう


残念ながら、不合格だった生徒諸君

物事にはプラスの側面とマイナスの側面があることを忘れないでください
受かればプラス?落ちればマイナス?・・違います
それはその人のとらえ方次第です

今、自分が第1志望だと思っていた高校が
3年後も第1志望だと、だれが言えるでしょう?

すべては「これから」決まることです



受かった人がすごい人?
受からなかったらだめな人?

違いますよね
それならば、夏の大会で1回戦負けしたペアは
その時点でだめな人で終わっていたはず

だめな人が近畿大会や全国大会であれほど堂々と戦えるわけがありません

つまり、失敗やつまづきの次にどう頑張るかで
その人の値打ちが決まるのではないでしょうか

今回不合格だった人、今が頑張りどころ
つまり、成長するチャンスです

そして3年後・・・

「あの時、落ちておいてよかった」と
必ず言える日が来ると、自分はそう信じています