これ。
作者様はここの人。
で,すっごい今更感も漂いますが。購入および読了は発売日とあまり相違がないはずなのだが,うまくまとまらなかったっつーか,メンタル面で不安定な状態だったので,感想を書いてもかなりアレげな感じになってしまっていたので,封印していました。
んでは,なぜ今頃なのか,というと椎名高志ファンサイトっつーことで巡回先になっているC-WWWさまの2005/5/10のエントリで話題になっていたのと,たまたま出くわした純粋なココロさまの2005/3/29のエントリを最近見ちゃったので,封印されたいた記憶が読みがえったっつーか。
どうやら,恋愛観っつーところが主題に見える気もするが,オイラとしてはどちらかというとそれはどうでも良くて,そっとしておいて欲しいんだけど…,といった思いがポイントなのでわ,とか。
どう見ても,万人に"萌え"を勧めるのはネタだろうし,いわゆる"負け犬"さんに攻撃ないしカウンターっつーのもそれほど主眼ではないと見た。本文でも"負け犬"さんを非難するわけではない,といった文言があったと記憶しているし。
他者,特に自分がより優位に感じられるような相手を選び出し,それと比較することで自分を安定させるコトを疑問視しているのではないかと。残念ながら負け犬の遠吠えは未読であり,電波男での引用でしか知らないのだが順当に考えるのなら,負け犬の~では"勝ち犬"を単純に比較対象として話が進められるんじゃないのか,と思うのになぜかヲタを引き合いに出しヲタに絡まれるような状態になるのか。ひとつ頭をよぎる考えがあるが,負け犬の~を未読状態ではまったくの邪推でしかないので書きはせぬが。
負け組はあんまり自分を負けだと思っている状態ではないと思う。ただ,それだけでは物足りないときに他者を下敷きにして位置エネルギーを確保するような行動に出る。それを全力で嫌っただけではないかと。
"そして夜は甦る"(原りょう/早川ミステリ)にあとがきに代えてということで短編が載っている。そこで主人公の沢崎がルポライターの佐伯とこんなやり取りをしている。
でも,あとがきも含めて電波男とするなら,認めて欲しいとか赦しを欲している,と言った感じでの作者の憑き物落し的な側面もあるのかも,なぞとも思ったり。
結局,大して面白いわけでもない読了日記が書きあがるわけだが,一番面白かったの感想は上記のC-WWWさまの2005/5/10のエントリから辿れるコレだと思った。
今回,リンクがわらわらとありますが,特にリンク先に言及しているわけでもなく,今更な感じなのでトラックバックとかシャレたものは未使用なり。
なんにしても読み物っつーのは読み手側の感性でバラされて再構築されちゃうんだよね,とか日和気味なコトを書いて終わる。
作者様はここの人。
で,すっごい今更感も漂いますが。購入および読了は発売日とあまり相違がないはずなのだが,うまくまとまらなかったっつーか,メンタル面で不安定な状態だったので,感想を書いてもかなりアレげな感じになってしまっていたので,封印していました。
んでは,なぜ今頃なのか,というと椎名高志ファンサイトっつーことで巡回先になっているC-WWWさまの2005/5/10のエントリで話題になっていたのと,たまたま出くわした純粋なココロさまの2005/3/29のエントリを最近見ちゃったので,封印されたいた記憶が読みがえったっつーか。
どうやら,恋愛観っつーところが主題に見える気もするが,オイラとしてはどちらかというとそれはどうでも良くて,そっとしておいて欲しいんだけど…,といった思いがポイントなのでわ,とか。
どう見ても,万人に"萌え"を勧めるのはネタだろうし,いわゆる"負け犬"さんに攻撃ないしカウンターっつーのもそれほど主眼ではないと見た。本文でも"負け犬"さんを非難するわけではない,といった文言があったと記憶しているし。
他者,特に自分がより優位に感じられるような相手を選び出し,それと比較することで自分を安定させるコトを疑問視しているのではないかと。残念ながら負け犬の遠吠えは未読であり,電波男での引用でしか知らないのだが順当に考えるのなら,負け犬の~では"勝ち犬"を単純に比較対象として話が進められるんじゃないのか,と思うのになぜかヲタを引き合いに出しヲタに絡まれるような状態になるのか。ひとつ頭をよぎる考えがあるが,負け犬の~を未読状態ではまったくの邪推でしかないので書きはせぬが。
負け組はあんまり自分を負けだと思っている状態ではないと思う。ただ,それだけでは物足りないときに他者を下敷きにして位置エネルギーを確保するような行動に出る。それを全力で嫌っただけではないかと。
"そして夜は甦る"(原りょう/早川ミステリ)にあとがきに代えてということで短編が載っている。そこで主人公の沢崎がルポライターの佐伯とこんなやり取りをしている。
「(前略)しかし,人間はそんなに戦ってばかりいるものなのか。そんなに戦いに勝つことが重要なのか。人生における勝敗は,常に部分的な勝敗にすぎないじゃないか--戦う相手が自分であれ,誰であれ」
「そういう考えは敗北主義とみなされかねないですよ」
「審判を替えたまえ」と,私は言った。「いや,もともと不公平な戦いに身を投ずる勇気があるのなら,なぜ審判や観客の眼を気にするんだ?」
でも,あとがきも含めて電波男とするなら,認めて欲しいとか赦しを欲している,と言った感じでの作者の憑き物落し的な側面もあるのかも,なぞとも思ったり。
結局,大して面白いわけでもない読了日記が書きあがるわけだが,一番面白かったの感想は上記のC-WWWさまの2005/5/10のエントリから辿れるコレだと思った。
今回,リンクがわらわらとありますが,特にリンク先に言及しているわけでもなく,今更な感じなのでトラックバックとかシャレたものは未使用なり。
なんにしても読み物っつーのは読み手側の感性でバラされて再構築されちゃうんだよね,とか日和気味なコトを書いて終わる。
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