バタバタと日々を過ごしているうちにいつの間にか、早や祇園祭がやって来た。
16日早朝には大徳寺のお席に寄せてもらい、後お稽古。
お稽古のお菓子は、”淡雪”を準備する。大徳寺納豆を入れると、甘さの中のインパクトでより美味しく感じる。
皆さんより好評です!
お稽古を済まし、なんだか未だ体力が残っており、厄除けのちまきを買いたく宵山へと繰り出す。
このちまきには”蘇民将来之子孫也”・・・・・と書いてある。
これは八坂神社の御祭しん、”すさおのみこと”が旅の途中で蘇民将来から心からのおもてなしを受け、この文字の書いてある護符を持つことにより、疫病を免れると言われている。
鉾が並ぶ四条烏丸に4時過ぎ到
早や大勢の人がぞろぞろ~~。人があふれる窮屈な歩道を何とか通り過ぎ、”鶏鉾”迄到着。
並ぶ事30分あまりで鉾に上がらせてもらう。
月鉾、菊水鉾に続きこれで3回目になる。「なんでそんなに上がりたいの?」・・・と問われそう。
しかし、上がりたくなるのです。
余談だけど、鉾によって粽の値段が違う。
後、新聞に掲載されていた古い町屋、長江家住宅を見学。
身重の娘と同伴、歩行者天国になる6時前に早々に帰宅。
17日。余力ありで、曇り空を眺めながらいざ本番、巡行見学に向かう。
ほとんど毎年鉾をみているけれど、鉾が帰る道、新町道りと決めている。
狭い道をコンチキチンの音色と共に、ギシギシと進む鉾を見るのは迫力があり、こちらも祭りに参加している気分になるから。
京都に再度住み初め、ほとんど毎年欠かさずみているのだけど、やはり今年も来てしまった。
祇園祭の鉾巡業を見ないと、なんだか忘れ物をした気分になってしまう。
12時過ぎようやく待ちに待った長刀鉾が新町に到着。
今年の見送りは伊藤若冲の絵を織ったものと言う。華麗です!!
四条傘鉾は太鼓、横笛、カネの音が賑やかで祭りの気分をもりあげてくれる。コンチキチンも良いけれどこちらも大好き。
最後から二番は船鉾。こちらの鉾も又一興。
今年は最後まで見ることが出来、充実感いっぱい。
厄除けのちまきも玄関に飾り付けられたし、良い一年になることを願います。
他にはない鉾の形に惹かれます。
暑い季節のお祭りなので毎年は行かないけど近くで見るとやっぱり感動して来てよかったとおもいます。