S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

初釜と結び柳

2007-01-07 23:57:02 | 紅茶、茶道&マナ-のお話
一般に「初釜」と言う言葉はよく耳にするが、「初釜」とは・・・茶道の家元を初め、教授宅において行う稽古初めの事である。

新年初めてするので点初(たてぞめ)であり、最初の稽古であるので、初釜(はつがま)である。
現在のしきたりは江戸時代より始まり、年の始めを寿ぐ意味が多分にある。

私の主催する教室もささやかですが、結び柳、椿の飾り、点心、濃茶&花びら餅で
皆さんと新年を祝いました。

*結び柳・・・原型は中国の習慣から来ており、昔、中国では人と別れる時結んだ
       柳を渡した。
       この古事を私達日本人は江戸時代より取り入れ、無事、旧年、
       新年をわたり繋ぐという意味をこめ、結び柳を飾るようになった。

       招かれた客は無事年を越せたという喜びを共有し、又柳はしばらく
       すると芽がでるので(めでたい)とされる。

       結び柳は竹花いれに赤、又は紅白の椿を一輪と共にいれる。
       奇数を重んじるのは
       割り切れなく、永遠という意味がある。

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