「最後と決めた女だから」Aタイプのカップリングは、同じ水木先生・鶴岡先生コンビによる「夜霧のエアポート」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=Ayeas9cENoo
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/134967/
Kiinaの解説によると「主人公は結婚している人を好きになってしまい、このまま同じ国にいると辛くなる。だったら好きな人の幸せを願い、彼女のいない国で一から出直そうとする男性の物語」とのことです。
海外まで行ってしまうのは珍しいですね。
でも、鶴岡先生のメロディーラインと歌詞がピッタリ合って、レキントギターの音色も効果的です。Kiinaもすんなり曲の情景を描けたのではないでしょうか。
特に3番のサビの部分、「リラの花咲く季節になれば」から「あなたは明日に生きるだろう」を一気にノーブレスで歌い上げたことで、別れの辛さがより強く聴き手に伝わってくるように感じます。
近田さんが「『最後と決めた…』に感じた息の合わなさがなく、力みのない歌唱はぱっと聴いても氷川きよしと分からない良さがある」と褒めてくださっていますが、私も同感するところがありました。
とても雰囲気のある佳曲です。もっとKiinaが歌う機会があればよかったのにと残念に思います。