Kiinaの曲やスペシャルコンサートで振り付けを指導してくださる三浦亨先生のロングインタビューがこちら↓に掲載されています。
本文の中にKiinaのお話しも。
振付師のレジェンド・三浦亨が語る、松田聖子・中森明菜・荻野目洋子・少年隊の振付秘話「ディスコで遊んでたから『ダンシング・ヒーロー』ができた」
https://www.jprime.jp/articles/-/30700?display=b
スペシャルコンサートの特典映像の中で、いつもニコニコしてらっしゃる三浦先生。本番前に先生のおでこをペシっとするのがお約束だったんでしょうね。
チャチャチャさん。
私がKiinaのファンになった2005年の4月からNHKでKiinaのお名前をタイトルに掲げた音楽バラエティー番組「きよしとこの夜」がレギュラー化されました。(その前にパイロット番組が放映されました)
Kiinaはその前からテレビ朝日の「旅の香り 時の遊び」(後に「旅の香り」に)とテレビ東京の「たけしの誰でもピカソ」でも準レギュラーとして出演していましたから、よくぞそんな多忙な中で一か月座長公演やツアーコンサートをこなしていたものだと思います。
NHKさんがいくら人気があるとは言え、デビュー6年めの演歌歌手で週一の冠番組を作ることの異例さは、今の若手の演歌歌手の皆さんを想定してみたらお分かりになると思います。
Kiinaは毎回自分の持ち歌だけでなく、恐らくは初めて聴く歌を覚えて番組で披露してくれました。NHK音楽担当スタッフの皆さんが、寄ってたかって(笑)この若者を大きな歌手に育てようとしてくださったのだと思います。
番組は2009年まで4年間続き、その後もファンの熱い要望で何度かスペシャルが組まれました。
番組の中で歌った曲の数々やゲストで出演してくださったその道の一流の方々(当然ほとんどの方が人生の先輩です)との出逢いは、間違いなくKiinaの財産になっていると思います。
「誰でもピカソ」通称「誰ピカ」には「氷川きよしの人生道場」というシリーズがありました。
忘れられないのが、コロムビアの大先輩でいらっしゃる舟木一夫さんがゲストで出演された回です。
ご存じのように舟木さんは弟さんを亡くされた後、長い冬の時代を経験されました。
舟木さんは番組で「寒い時にそばにいてくれたファンが本当のファン」とおっしゃっていました。それはKiinaへのアドバイスとしての言葉だったのですが、私はファンの在り方として深く胸に刻みました。
今でもその言葉は忘れません。
「旅の香り 時の遊び 」からはこんな本も。
第1回の葛飾柴又の駅前で、寅さんの像を前にKiinaは「ヘーテンの寅さん」と口走ってしまったとか。
残念ながら私はまだ番組を知りませんでした。
偶然ですが、「きよしとこの夜」「旅の香り」「誰でもピカソ」とも2009年に終了しています。ちょうどKiinaの10周年の年ですね。そこがKiinaにとってもひとつの転換点だったのかもしれません。
でも、NHKさんとKiinaの深い信頼関係はあの4年間で築かれたと思っています。