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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆三味線旅がらす①〜Kiinaの歌声を味わい尽くす198-1

華やかに繰り広げられた10周年アニバーサリーイベントも終わって、年が明け、全国3箇所での長良グループ新春演歌まつりの後ツアーコンサートも始まって、「ところで新曲はいつ?」とジリジリしていたところに、324日「三味線旅がらす」がリリース。初めてカップリング違いの2タイプが出されました。

カップリング曲が「心ころころ」のAタイプと

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16371.html

カップリング曲が「酒月夜」のBタイプです。

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16372.html

 

Kiinaは雑誌のインタビューで「スタッフの方々がいつも以上に真剣かつ慎重に考えてくださった」と答えています。11年目前半のリリース曲に何を持ってくるか、制作スタッフの間で意見が割れたのでしょうか。

私の記憶では、この年よりかなり前に一瞬だけ「次の曲は『三味線旅がらす』」という告知があって、すぐに撤回されたことがあったような。

どの曲とどの曲の間だったか、ご記憶ある方いらっしゃいますか?

 

ともあれ、「三味線旅がらす」は「もっと大人になってからの方がいい」と何年か留め置かれ、32歳のKiinaが満を持して発表することになりました。

Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=Hu96MyKJCCo

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/92245/

 

松井由利夫先生の歌詞は、ざっと読み流しただけではごくありきたりな股旅演歌に見えますが、実はこの中に何層もの伏線が張り巡らされていて、噛めば噛むほどに味わいが深まります。

松井先生亡き後、演歌の世界にこんな歌詞が書ける作詞家はいらっしゃらないと思います。

 

私の「三味線旅がらす」愛は、これまで何度も公言させていただいています。コロナ禍の中で開催されたツーショット撮影会で、Kiinaに直接「『三味線旅がらす』が大好きです」と伝えるために仙台まで出向きました。

この曲の何がどう好きなのか(決して評論などという高尚なものではありません)、オタク話を一度で書き連ねたたら朝になってしまいますので、何回かに分けて書かせていただきますね。

 

そうそう!

近田春夫さんが「ときめきのルンバ」に続けて「三味線旅がらす」でも論評してくださっていました。

いわく「今の時代によくこういうものが作れた。歌詞といい曲といい、とても二十一世の書き下ろしとは思えぬほど古風な仕上がり。それが逆に物凄く新鮮!」

 

明日に続きます。

コメント一覧

チャチャチャ
こんにちは毎日の楽しみがとねりこさんのお陰様で出来ました。
三味線旅がらすはとねりこさんの一押しの大好きな曲だったのですね。私も大好きです。遅咲きの私ですからアルバムから揃えていきました。なのでシングルの古いものはありません。三味線旅がらすはときめきのルンバの後だったから思ったのでしょうかお帰りなさいって思いました。古さを感じさせないkiinaの股旅演歌ですね。何度も聞いても心地良い大好きな曲です。とねりこさんの解説も大変楽しみです。私もその時代に入って行けるような気がしてきます。いつもありがとうございます。
藪つばき
こんにちはー。私も「三味線旅がらす」待ち望んでいた一人です。次回からのとねりこさんの熱いお話しを、期待感満載で待っています(*^_^*)。今朝送らせていただいたコメントは、「鎧塚さんのみかんのおはなし」のところに送ったつもりでしたが、間違えていたようですみませんでした~。
たかゆう
ついに来ましたね‼︎
「三味線旅がらす」
実は昨日落ち込むことがあり寝る前に
辻井伸行さんのラ・カンパネラを聴き心の洗濯をしました。
で、今朝一番に拝見したら
三味線旅がらす‼︎
とねりこさんの影響で私も大好きになった曲です、何というタイミング‼︎
おかげ様で綺麗に洗った心にソフランしたようです〜✨
とねりこさんの熱い思いの続編が待ち遠しいです💕
藪つばき
おはようございます。鎧塚さんと言えば、川島なお美さんの旦那様ということで、名前くらいは知っていましたが、そんな素敵な方だとは…。今朝の(昨夜の)蜜柑のお話しも、とても勉強になりました。蜜柑は甘い物だという観念、そして甘い方が良くてすっぱいのは良くないという観念、そんな考え方から抜けきれないのは、おかしいことですね、世の中の価値観も大分変わってはきましたが、田舎の方ではまだまだ偏見に満ちた考え方が、残念ながら残っています。周りの人達から「頑固オヤジ」「偏屈者」などと言われ相手にされてなかった人程、本当は心優しい、味のある人たちだったかも知れませんね?。
それに、鎧塚さんのケーキ屋さんが、安いお値段ということは、なんとすばらしいことでしょう!。ちょっと名前が出ると、すぐにブランド化したがるそこらの人とは、そこからして違うのですね!。良いお話しをありがとうございました~。
せり
とねりこさんの大好きな「三味線旅がらす」ですね。確かにこの曲はいつかは定かでないですが一度新曲の噂になりましたね。時期が早いということだったんでしょうか立ち消えになりました。近田さんがおっしゃる様に今の時代には逆に新鮮でまさに松井先生以外では書けない世界だと思います。シンプルな詞の中にある深い味わい。発売当時はなんか物足りないかなとも感じましたが聴けば聴くほど味わい深く今では大好きな曲になりました。kiinaも良くコンで歌ってくれてます。
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