アルバム「演歌名曲コレクション11〜ときめきのルンバ」を締めくくるのは、森雄二とサザンクロス「足手まとい」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=Unir_mDlw24
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/94449/
オリジナルのボーカルは、女性的でかなりベタッとした歌い方。あ、タブレット純さんの雰囲気が近いような気がします。
Kiinaは最初、同じ雰囲気を意識して歌ってみたそうですが、やはり「違うかな?」と、オリジナルのテイストも入れながら"自分流"に歌い直したそうです。
よかった!
Kiinaの歌い方はオリジナルよりさっぱりしていて、自分の中できっぱりと関係を清算して引きずらない〜たとえ身を切る思いでも〜潔い女性の姿が浮かんできます。
個人的に、そういう女性の方が好きなので(*^_^*)
このアルバムを発表した後、Kiinaは年末の賞レースに臨み、前述のように水木れいじ先生は「ときめきのルンバ」で悲願の日本作詩大賞を獲得。
「ときめきのルンバ」は日本有線大賞を受賞←極めて順当な結果ですが。日本レコード大賞では優秀作品賞を受賞しました。
この年に発表した2枚のシングル「浪曲一代」「ときめきのルンバ」と2枚のアルバムを聴いてみて、本当に歌声も歌唱テクニックも表現力も充実してきていることを改めて感じます。
のちのちKiinaは「30代はずっと迷っていた」と振り返っていましたが、少なくともデビュー10周年のこの時点では、ご自分の中でも演歌歌手としてしっかりした手応えを感じていたのではないかな?と、そんな気がします。