「男の絶唱」Fタイプのカップリング曲は「片恋のサルサ」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=ocLn9DnOkC0
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/235335/
サルサはキューバ発祥のラテンのリズムのひとつです。Kiinaご本人がサルサの歌が歌いたくて、伊藤薫先生にお願いして作っていただいたそうです。
「相手に別のパートナーがいても、好きだという自分の気持ちを抑えられない、その哀しい葛藤の中に、恋のワクワク感が逆にあるように感じるんです」とKiina。
実際、しっかりラテンのリズムに乗って、切ないながらもどこかでこの踊り出したくなるようなリズムを楽しんでいるようなKiinaの歌声ですね。
「会いたい」という言葉が18回、「愛して」という言葉が7回出てくる情熱的な歌です。
しみじみとした「酒場のひとりごと」、ユーモラスで軽妙な「芝浜恋女房」、情熱的な「片恋のサルサ」。
そのどれにもKiinaの卓越した歌唱力と人間的な魅力が溢れています。
この3タイプが出された後の9月9日に大阪のホテルニューオオタニでディナーショーが開かれました。有り余るお金で参加したのではないので、往復「ひかり」の日帰りです(笑)。
よく分かりませんが、歌手にとってディナーショーというのは収益率が、今の流行りで言うところのコストパフォーマンスが高いのでしょうか?
歌手の中にはやたらとディナーショーを開いている方がいて、下世話な話ですが(よほど儲かるのかな?)と思ったものですが。
恐らく、ディナーショーと銘打ってはいても、準備にも衣装にも出されるお料理にもトコトン手をかけているKiinaのそれとは内容が全く違うのでしょうね。
ショーの1曲めにKiinaは真っ白なタキシードで「一本の鉛筆」を歌ってくれました。
今回のテーマとして「世界を繋げる歌」ということで「東京五輪音頭」から始まって、ポルカ、フラメンコ、キャラバン、バイヨン、テキーロ、マンボと多国籍な歌を歌い、最後は大阪らしく「河内おとこ節」でコーナーを締めました。
その後、大阪を舞台にした「面影の都」と「紅白で歌えなかった曲なので」と「みれん心」「玄海船歌」を歌いながらテーブル席の外周をラウンドしたのですが、ルール違反で席を立って握手を求めるファンが続出。
ステージに戻ってから「真剣に歌わないとコブシが回らないので、(握手に応じられず)失礼しました」と謝るKiina。
「ああ、この人にとって歌はいつでも真剣勝負で、歌いながら各テーブルを回ってニコニコ愛想を振りまいたり一人ひとりと握手するなんて器用なことは出来ないんだ」ということがよく分かりました。そして、ますますそんなKiinaが好きになりました。
この日のディナーショーで「おととい詞が出来ました」と歌ってくれたのが、Kiinaが自ら作詞した「九月に逢いたい」でした。
「発売予定はないのですが」とお話ししていたのですが、ポップスアルバム「You are you」にkii名義で入れてくれて、本当に嬉しかったです。
https://www.uta-net.com/song/306502/
Kiinaとファンとを繋ぐ永遠の絆の歌だと思っています。