アルバム8曲めは、木根尚登さんの曲のカバーで「RESET」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
KIINA.と親交の深い木根尚登さんの作詞・作曲・歌唱の曲です。木根さんは2013年にTM NETWORK30周年の活動に専念するため一度ソロ活動を休止されました(2年後の2015年10月から再開)。休止を「充電期間=RESET」と名付け、休止前の最後に発表されたのがこの「RESET」です。
個性の強い天才肌の小室さん、宇都宮さんとの3人の活動の中で、常に緩衝材の役割を担ってこられた木根さん。小室さんが貪欲に新しい音楽に挑戦する傍にあって、でも「自分の音楽のルーツはフォークであり、吉田拓郎さん」というポリシーは貫いてこられました。
優しいけれど、穏やかだけれど、決して折れないしぶれない。
だからTMNや木根さんのファンの方は木根さんの紡ぎ出すメロディーを「キネバラ」と呼んで愛してこられたんですね。
木根さんが歌われるオリジナルの「RESET」がこちらです。
木根尚登/RESET - Long Version -【Official Music Video】 - YouTube
KIINA.は木根さんにリスペクトしながらも、KIINA.自身の「RESET」を歌っていますね。きっとこの「RESET」というタイトルにも強く惹かれて、どうしてもアルバムに収録したかったのだと思います。
「20周年を過ぎた今、リセットして私の新たな道を歩みたい…」と、木根さんに、この歌を歌わせてくださいとお願いした理由をお話ししています。そして「"雲の上走る君が"というフレーズがココアちゃんと重なる」と。
何度聴いてもKIINA.の声の響きが切なくて美しくて、透明感に胸が締めつけられます。
余談ですが、KIINA.のインスタでお誕生日祝いの集合写真の中でKIINA.が「シャオちゃん」と呼んでいるのは、木根さんのお嬢さんの里織(shao)さん。本当に家族ぐるみのおつき合いなんですね。