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氷川きよしについて ★ by とねりこ

2014年の衣裳展のこと〜「演歌名曲コレクション20」発売の前に

「ちょいときまぐれ渡り鳥」を表題曲にしたアルバムは1119日に発売されましたが、シングルとアルバムの間に、外せない大きなイベントがありましたね。

108日昼、9日昼夜の2日間3公演、日本武道館を満員にしてのKiinaのデビュー15周年コンサートは大成功に終わりました。DVDの編集から洩れてしまったシーンも沢山あります。本当にKiinaは頑張りました。

 

最終日のお見送りの後、私が幹事を務めさせていただいて何人かの掲示板の有志の皆さんでささやかに打ち上げをしました。飯田橋駅側の居酒屋さんに集合してみたらおひとり足りなくて、慌ててタクシーで武道館に探しに戻ったというハプニングもありました。

今だから打ち明けますが、お料理の並んだテーブルの上にゴブリを発見!何食わぬ顔で素手で払い落としました。幹事をやっているのでなければ絶対に出来なかった行為です。

まだまだ色んなことに気が張っていた毎日でした。

 

死力を尽くした武道館コンサートの翌日、Kiinaは疲れを癒す間もなく「虹の架け橋まごころ募金コンサート」に出演、「ズンドコ節」と「ちょいときまぐれ渡り鳥」の他に三波春夫さんの「雪の渡り鳥」を熱唱しました。

 

虹コンのあった同じ109日から13日までの5日間、東京国際フォーラムホールD7で、デビュー15周年を記念したKiinaの衣裳展が開催されました。

全部で73着もの豪華な衣裳が会場を埋め尽くしていました。それはそれは壮観な眺めでした。

Jマネさん御自ら解説してくださった日もありましたし(「腕と胴が長い」とか・笑)、衣裳とは別に連日西さんがKiinaとのエピソードを披露するコーナーもありました。

 

西さんがそのコーナーで何を一番言いたかったかというと。

・真実はひとつです。私は皆さんの代弁者の気持ちでいるので、そのひと言だけはお伝えしたかった。プリンスは氷川きよししかいません!

・これからも皆さんからご心配いただくこともあるかも知れませんが、今日は言います。私は14年、Jさんは15年、ピュアリバーのメンバーにも最初からの人が3人います。現場に長くいる人が多いということは、それだけ居心地が良いということです。皆、真実を分かっている人たちですから。

・大みそかに氷川きよしを見ないと、我々は納得しません!

 

あんなに真剣な西さんの表情を見るのは初めてでしたし、その言葉の端々にはKiinaを陥れようとする勢力への激しい怒りがこもっていました。

あの時の西さんには、歌手と司会者の関係を越えて「命に換えてもきよしくんを守る」という、他の人間の立ち入れない強い意志が感じられました。そんな西さんの姿がすごくカッコよかったのです。

残念ながら仕事もあったので、私は5日間フルで国際フォーラムまで行くことは出来ませんでしたが、恐らく西さんは集まってくれたファンに連日同じ思いを訴えてくれていたのだと思います。

 

武道館コンサートは映像記録として残っていますが、衣裳展は事前にFCでアンケートを取った人気上位の20点を載せた写真集しか形として残っていません。

衣裳展の現場に実際に居合わせた者として、西さんのKiinaへの友情の断片だけでもお伝えしたいと思いました。

Kiinaの喜びも苦しみも、一番近くで我がこととして共有してくれていた西さん。たとえ仕事のパートナーとしての関係は終わっても、ふたりの友情はこれからも変わらないと信じています。

コメント一覧

izuchan
とねりこさん、とてもとても貴重なお話ありがとうございます。kiinaは幸せですね。こんなに素晴らしい信頼できるスタッフが周りにいて、どんな時もkiinaを支え、応援し続けてくれるファンがいて。私も遅ればせながら、そのファンの一員にさせていただけたことに感謝しています。これからも、皆様よろしくお願いいたします。
みつこ
とねりこさんのおっしゃる通りkiinaのそばに居るスタッフは長く勤められている方が多いですね。それはkiinaとの関係も良好ということです。kiinaの為に頑張ろうと心から思ってくださっている方々という事ですね。DVDのメイキング映像でいつもkiinaにピッタリついて、ストップウォッチで時間を計ったりボードを見せてはkiinaの確認を取ったりしている方がいますね。ステージに向かう時も足元を懐中電灯で照らしたり。凄くテキパキされていて、どういう役割の方なのかなと気になっています。お名前は分かりませんが、kiinaとの信頼関係が垣間見えて、kiinaは本当に良い方々に支えられているなあと思っています。
とうとう年末になりましたが、kiinaは福岡に帰っていることでしょうね。あの年紅白出場が心配された時、落ちたらこたつでみかん食べながら紅白観たいといっていましたから、今年は23年ぶりにご両親と炬燵でみかん食べながら紅白を見られることでしょう。どこの家庭にもあるような穏やかな日常がkiinaにやっと戻って、幸せでいてくれたら嬉しい限りです。でも来年の紅白には戻ってきて欲しいです。
チャチャチャ
おはようございます。皆さんのkiina愛、素晴らしいです。kiinaと喜びも悲しみもいつも一緒になって来られた事がひしひしと伝わって来ます。本当に皆さんで頑張って付いて来られた姿が目に浮かびます。kiinaも分かっていらっしゃるからファンの皆さんを大事にされるのですね。DVDだけでしか私には分かりませんがkiinaのファン愛は本当に素晴らしいです。これからもkiinaと共に歩める日々が早く来ることを祈っています。今年はお世話になりました。明日はkiinaのDVDで年を越します。来年も宜しくお願いいたします。良いお年をお迎え下さい。
とねりこ
izuchanさん。Kiinaについてくださったマネージャーさんは上東さんとおっしゃいます。
岡山で会社員をされていましたが、「芸能界で人のお世話をする仕事がしたい」と、当時「廣済堂プロダクション」と名乗っていた事務所の長良会長(当時は社長)に手紙を出し、会長の秘書として採用されました。
Kiinaがコロムビア関係者や水森先生と会長のオーディションを受けて、即断即決での採用となった時に「また使えない子を拾ってきて!これじゃ廣済堂じゃなくて救済堂だよ」とボヤかれたと、Kiinaが時々MCでネタにしていました。

最初にKiinaについたマネージャーさんはTさんとおっしゃるヒゲの男性で、良く言えば体育会系。挨拶の仕方が悪いと殴られたり歌詞を間違えると食事抜きになったり。
のちのちKiinaは「厳しくしていただいて感謝しています」とお話ししていましたが、恐らくJさんは「この子には違うサポートの仕方の方がいい!」と見兼ねたのではないでしょうか。会長に申し出て自らマネージャーを買って出てくださったのだそうです。

Kiinaとはちょうど10歳違いで、お母さんのようでもありお姉さんのようでもある存在でしょうか。
Kiinaが過労で倒れた時は付きっきりで介護し、圧力鍋を無理やりこじ開けて黒豆を爆発させた時はすぐさま駆けつけ、真夜中に作ったおはぎをKiinaがJマネさんのお家に届け、でも園芸店で買った土を「車で運んで」と電話したら「自分で運びなさい」と一蹴されたとか(笑)
長良会長が先々まで見越してKiinaを育てようとされているお考えも理解した上で、痒いところにまで手が届くけれど、決して甘やかさないスタンスで付いてくださっていたと思います。
あれだけ大勢いるファンの中には常識から逸脱した行動を取る人も。Jマネさんは敢えて嫌われ役に徹して、体を張ってKiinaを守っていらっしゃいました。

実際、社員として会社の利益を優先するか、生身の身体のKiinaを第一とするか、難しい選択を迫られた場面も多々あったのではないでしょうか。我々ファンはひたすら「きよしくんを大事にして!」と訴えれば済むことですが。
それでもKiinaからの篤い信頼があったからこそ、22年間側にいてくださったのだと思います。岡山でのコンサートの時はKiinaは必ず「岡山はマネージャーさんのふるさとです」と紹介するのを忘れませんでした。

JマネさんがKiinaだけに付いているわけにいかないお立場になられてから、Kiinaの車の運転は若い鈴木君が担当するようになりました。動画の撮影、編集も得意で、コンサートの時は必ず客席からKiinaの歌唱シーンを撮影していましたね。
「確信」の動画も、確かコンサートの合間に鈴木君がKiinaのスマホを使って撮影したのだったかと思います。

そのほかにも西さんの口からよくお名前が出てくるスタッフのNさん。Kiinaの歌が大好きで、コンサートの時は袖で全曲一緒に歌っていると西さんからお聞きしました。
握手会などの事務所のイベントでは必ずお見かけしますし、確か去年の紅白の出口レポでもKiinaのそばで映っていたかと。西さんのライブでは第1回の木馬亭の時から今に至るまで裏方として支えてくださっています。

長良だけでなく、コロムビアにもKiina担当の方はいらっしゃいます。
本当に沢山のスタッフの方がKiinaと信頼し合ってKiinaを支えてくださいました。
皆さん、今年一年どうされていたでしょうね。

せりさん。あの時の西さんは本当に握手攻めでしたね(^_^)
せり
おはようございます。なんか読んでいていろいろ当時のことが思い出されて泣けました。Jマネさん、西さんとkiinaと盟友というべき信頼できる方々に支えられてきた年月。kiinaを陥れようとした勢力への西さんの怒り、ほんとに真実は一つです。長年見てきたkiinaの人間性と西さんへの信頼感、衣裳展での西さんの言葉がすべてと感じました。その場でkiinaをよろしくと初めて西さんと握手したことが思い出されます。西さん、これからも良き友でいてね。Jマネさんもお元気かしら?
izuchan
とねりこさん、とっても貴重なお話ありがとうございます。kiinaは、本当に体を酷使して働きずくめでがんばりましたね。ファンの為とはいいながら、ずっと、事務所の作ったレールを走り続けて来ました。今更ながら、この休養期間がいかに必要だったかがわかります。よく、決断したと思います。

そして、西さんの言葉。朝から涙が出てきてしまいました。kiinaとの深い絆は、コンサートでのMCで、毎回も伝わって来ていましたが、そんなもんでなはない、真実の心の底からの叫び、感動しました。それもこれも、やはりkiinaの人間性ですよね。kiinaだから、守りたい、困難も乗り越えて、共に進みたいと思うのでしょう。私も、微力ですが、ファンとしてどこまでも、何があってもkiinaを守り、応援していこうと思います。

ところで、このときのマネージャーさんは、まだkiinaと共に活動されているのですか?時々、お話に出てくるし、あと鈴木君?というお名前も出てくるような…。マネージャーって、ひとりだけでないのかなぁ?、こういう業界のことさっぱりわかりません。コンサートの特典映像でkiinaを支えて下さる方々がたくさん出てきますが、どの方がマネージャーなんだか…。差し支えの無い範囲て教えていただければ幸いですm(_ _)m。
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