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氷川きよしについて ★ by とねりこ

鎧塚さんの"みかん"のおはなし

昨夜の鎧塚さんの講演会、昨日も簡単に感想を書きましたが、まるで速射砲のように次から次へ中身の濃いお話しが繰り出される中で、もうひとつとても印象に残ったお話がありました。

 

鎧塚さんは小田原に「一夜城」というレストランとファームをお持ちで、色々な野菜も作っていらっしゃるのですが、ご自分で作ってみて初めて分かることがあるそうです。

蜜柑は実際に作ってみると、同じ木でも陽の当たる加減で甘くて皮の薄いものと、皮の硬い酸っぱいものが出来ることがある。

でも、ジャムを作るなら甘いみかんに砂糖を加えても甘いだけで面白味がないし、酸っぱいみかんで充分に美味しいジャムになる。ケーキに使うなら薄い皮より硬い皮の方が使いやすい。

 

要は、それぞれに向いた適性があるということ。「良いみかん、悪いみかん」があるのではなく、甘いみかんも酸っぱいみかんもそれぞれの個性だということ。

 

そうしたみかんのお話だけでなく、きっとこの先折々に「ああ、あの時鎧塚さんがあんなお話しなさってたなあ」と思い出すことがあるのでしょう。講演会の醍醐味はそこにあると思います。

 

京橋やミッドタウンのお店はちょっと遠いのですが、八幡山なら行けそうだったので、今日は我が家的には何の記念日でもありませんでしたが、ちょっと電車に乗ってケーキを買って来ました。

鎧塚さん、「ケーキやお菓子の販売では利益は出ません」とおっしゃっていましたが、本当にびっくりするお値段です。安い!

家の近所のちょっと気取ったお店の方がずっとお高いです。

 

家族でいただいたケーキは、小ぶりだけれど使われている材料の風味や個性がしっかり生かされていて、食べた後に満足感と幸福感だけが残りました。美味しかった!(*^_^*)

鎧塚さんも、Kiina3.11のチャリティーコンサートに出演していることで湯川先生を介して繋がった、ありがたいご縁です。

コメント一覧

せり
おはようございます。何と地元、小田原にも鎧塚さんのお店があったとは知りませんでした。「一夜城」というネーミングは秀吉の小田原攻めにあやかってですね。機会があったら行ってみたいです。そしてみかんのお話は示唆に富んでおられますね。それぞれの個性が大切、それぞれの適性がある、まさに多様性ですね。とねりこさんのフットワークの軽さの賜物のケーキもおいしそう。
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