ど直球王道演歌「白雲の城」1本で勝負した2003年でしたが、10月1日に中村玉緒さんとのデュエット曲「ラブリィ」をTAMAO &KIYOSHI名義で、長良の関連会社ソルブレイドからリリースしました。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-15545.html
関西の通信サービス会社のCMソングとして作られたそうです。阿木燿子・宇崎竜童夫妻の作品です。歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/18062/
ファンになる前のリリースなので、私はCMは見たことがないのです。でもKIYOSHI名義は演歌ではなくポップス歌手扱いということで、ミュージックステーションにも玉緒さんと一緒に出演したんでしたよね?
スポンサー会社のCMのコンセプトは分かりませんが、この頃のKiinaはとにかく中高年女性に圧倒的な支持を得ていることがひとつの社会現象のように捉えられていましたから、この曲の中でうんと年下の青年に恋慕われるという夢物語の主人公を玉緒さんに託する、という意図で作られたのではないでしょうか。
きっと玉緒さんがデュエットのお相手ならファンの反感を買うこともないという読みもあったのでしょうね。
そもそも、歌はほとんどKiinaが担当していて、玉緒さんは合いの手を入れているだけですし(笑)
でも、ほぼ1年を通してひたすら「白雲の白」を熱唱し緊張を強いられてきたKiinaには良い息抜き(と言っては語弊がありますが)になったのではないでしょうか。
玉緒さんはデビューの時からKiinaを可愛がってくださっていましたし。
玉緒さんは、長良会長とは勝新太郎さんと結婚される前から、ひばりさんを通じての長いおつき合いなのだそうです。
勝さんとの結婚生活も勝さんが亡くなられてからも、側から見ればとても乗り越えられないようなご苦労がおありだったと思いますが、今でもお元気でご活躍されているのは嬉しいですね。
追記☆「ラブリィ」をCMソングに起用したケイ・オプティコムのプレスリリースがありました。
https://www.k-opti.com/press/2003/press19.html
CMのために曲を制作したのではなくて、元々玉緒さんがこの会社のイメージキャラクターをされていたんですね。