またまたアルバム発売から少し遡りますが。
2月2日の中野サンプラザから始まった20周年記念イベントも9月6日の大阪城ホールでのコンサートの大成功で締めくくることが出来ましたが、その疲れも癒す間もない9月9日、KIINA.にはさらに新たな大仕事が待っていました。
NHKさんは「靳・BS日本のうた」特別編として"世界初"の「演歌フェス」を開催、KIINA.はその記念すべき第1回のアンバサダーを拝命したのです。
NHKホールでの収録にはもちろんKIINA.の応援のために駆けつけました。
オープニングの「きよしのズンドコ節」から大エンディングの「川の流れのように」まで、3部構成、5時間半に渡って大御所から若手まで、今活躍中の演歌・歌謡曲の歌手が全100曲近くを歌い上げた日本でしか出来ない歌の祭典。
KIINA.はそれを支える心柱の役目を立派に果たして見せました。NHKホールの客席から見守っていて、本当に誇らしかったです。
フェスの模様は3回に分けて「靳・BS日本のうた」の枠の中で放送されましたが、ちょうどチャンネル銀河でこの8月に再放送予定のようです。
全編に渡ってKIINA.が大活躍ですが、特に最終日の第3部(チャンネル銀河だと8月20日)後半はKIINA.のスペシャルコーナーで「箱根八里の半次郎」「三味線旅がらす」「一剣」「男の絶唱」「大丈夫」とKIINA.尽くしになっています。
https://www.ch-ginga.jp/detail/enkafes2019/
チャンネル銀河の放送スケジュールで「演歌フェス」を見つけましたので、ご覧になれる方はぜひ!
振り返ってみれば、大阪城ホールコンサートの夜の部でKIINA.は「今日を機に『演歌歌手』というカテゴライズを外したい」と発言していました。その4日後に「演歌歌手のトップランナー」を象徴するような役に就くというのも、KIINA.ご本人にも複雑な思いがあったかもしれません。
でも実際のところ、NHKのエンタメ陣が総力を挙げて立ち上げた「世界初の演歌フェス」のアンバサダーを務められるのは、KIINA、を置いて他にいなかったのも事実だったのだと思います。
さて、アルバム「新・演歌名曲コレクション10.-龍翔鳳舞」6曲目は、北島三郎さんの「北の漁場」でした。KIINA.の歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=00gKl79PR10
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/275936/
「北の漁場」は1986年に北島三郎さんの芸道25周年記念曲として制作され、日本レコード大賞でサブちゃんはこの曲で最優秀歌唱賞を受賞しました。
この年の紅白をサブちゃんは出場辞退しており、18年後の2008年、KIINA.が「ズンドコ節」で大トリを務めた年まで紅白での披露は持ち越されました。奇しくもこの日はサブちゃんが長年座中として舞台に立った新宿コマ劇場の閉館の日だったそうです。
この「北の漁場」をKIINA.はサブちゃんと共演で何度か歌わせていただいていますね。記憶に残っているのは、2015年テレビ東京の公開番組「木曜8時のコンサート」の中の北島三郎さんスペシャルでKIINA.が「北の漁場」を歌い、それをサブちゃんがとても優しい笑顔で見ていてくださったシーン。
そして翌2016年の「思い出のメロディー」では、北島丸にKIINA.も乗りました。船首にサブちゃん、後ろに従えた若手の演歌歌手の先頭にKIINA.が立っていて、一部分歌も歌いました。
この曲は歌詞もメロディーも勇壮でしかもテンポが良く、聴いていてとても気持ちの良い歌です。KIINA.も声に力があってコブシも良く回り、気持ちよく歌えているのが伝わってきます。
女唄も良いけど、こんな男唄、仕事唄もKIINA.はいいなぁ。
やっぱり、みんな素敵です(^O^☆♪