音楽プロデューサーで評論家の小西良太郎さんが亡くなられたことを、今朝聴いた徳光さんの「とくモリ!歌謡サタデー」で知りました。
今週はあまりに公私ともに忙しくて、小西さんの訃報に気がつきませんでした。
https://news.goo.ne.jp/topstories/entertainment/goo/11b92d2d113e3fff37e4701d1fc6fb80.html
こちらのブログをご覧いただいている方の中には、小西さんとKiinaとの繋がりをご存じの方も小西さんのお名前をご存じない方もいらっしゃると思います。
小西さんは、スポニチ記者をされていた時に、長良会長とタッグを組んで水原弘さんのカムバックに奔走され、その後も長良会長とは深い親交がおありでした。
小西さん、2020年9月のKiinaの明治座公演をご覧くださって、公式サイトに連載されていたエッセイにご感想を詳しく書いてくださっていました。
Kiinaのデビューからずっと見守り、都度都度的確に批評をしてくださった小西さんが、Kiinaの今の変化を理解してくださっているのが、本当にありがたかったです。
ぜひ、お読みになってみてください。
http://to-ryo.com/shinhodoubashi/9629/
私は歌謡曲についてことさら詳しいわけではありませんが、歴史オタクの立場で日本の歌謡史には興味がありましたから、関係者の誰もが小西さんを日本歌謡界の生き字引と呼ぶのはよく分かります。
2017年にJASRACの主催で開催された「昭和の歌人たち」コンサートには小西さんがゲスト出演され、Kiinaは船村徹さんの「あの娘が泣いてる波止場」を歌いました。
https://www.jasrac.or.jp/culture/20170301.pdf
後年は役者もされていて、川中美幸さんの劇場公演にはほぼ欠かさず出演されていたのではないでしょうか。いつもそのことを楽しそうにコラムに綴られていました。
ここ2年ほどはご病気で休養されていたようなので、今年初出演だった西さんは小西さんとの共演は叶いませんでしたね。
今は長良会長とも再会されて、思い出話に花を咲かせていらっしゃるでしょうか。
謹んでご冥福をお祈りいたします。