2010年6月23日、「演歌名曲コレクション12〜三味線旅がらす〜」Aタイプ(初回限定盤)と
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COZP-445-6.html
Bタイプ(通常盤)が発売になりました。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-36249.html
表題曲の「三味線旅がらす」を含めたオリジナル曲6曲とカバー曲6曲の12曲入りです。この時からアルバムの中にシングルのカップリング曲を入れなくなったように思います。
「三味線旅がらす」に続く2曲めは「ガス燈(ライト)」。字面だけだとシャルル・ボワイエとイングリット・バーグマンの映画が浮かぶ古い人間ですが(笑)、読みは「ガスライト」です。
Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=DobjCxfbY_A
歌詞はオリコンより(何故か歌ネットのリストにありません)
https://www.oricon.co.jp/prof/246399/lyrics/I108011/
こころざしがあって、故郷も愛する人も置いて旅立ったけれど、小雨に濡れるガス燈を見ると捨てた昔を思い出す…
Kiinaは雰囲気を出すために「小雨ににじんた」の「だ〜」を吐息混じりで、最後の「雨が降る〜」の伸ばしで泣きを入れていますね。
カラオケ誌での解説で、「この歌は、生かすも殺すもボーカル次第だと思った」とお話ししています。
確かに!最初の1音から最後まで、本当に丁寧に歌っていて、ありがちな設定を他にはないKiinaのカラーに彩っています。
Kiinaにこんな風に歌われたら「『時計をむかしに戻せたら』なんて都合のいいこと言ったって、捨てたあなたが悪いんでしょう?」とは、絶対に言えないσ(^_^;)
ところで、「今でもガス燈はあるんだろうか」と思っていたら、日本ガス協会の公式サイトにその名もズバリ「ガス燈のある街」というコーナーがありました。全国に残っているんですね。北海道もあちこちに。
ひとつひとつデザインも凝っていて、風情がありますねえ。
コートの衿を立てて佇む男性の姿が似合いそう。