「三味線旅がらす」Aタイプのカップリング曲は「心ころころ」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=cL6XY2bLL6s
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/92244/
作詞はいではく先生です。いで先生らしい、どこか素朴なあったかみのある詩です。伊藤雪彦先生の曲も今までのKiinaになかったタイプのメロディーですね。
この曲がリリースされた3年後だったか、本屋さんで偶然いで先生のお名前のついた本が目に止まり、動物的直感で(笑)パラパラとめくったら「心ころころ」を作詞された時のエピソードが書かれていました。
それによると
※ コロムビアのKiina担当だったT村ディレクターに「守屋浩さんの『僕は泣いちっち』のような歌を書いてほしい」という依頼があり、「泣いちっち」のような言葉遊びを考えた。
そうしたら、昔あった出来事から「人の心はころころ変わるものだ」と思い出し「心ころころ」というタイトルを思いついた。
この歌の生命線は「こころでころころ こがれたあのこ」。「こ」シラブル(同じ音を重ねてアクセントにする音節)である。
こうした言葉遊びを今の若いソングライターは使わないようだが、日本語の持っている響きのよさ、美しさというものを歌によって伝えていってほしいと私は思っている。
概略そんな内容が書かれていました。
そうして「イケメンの氷川きよしさんには悪いけど、三枚目になってもらうストーリー仕立てにした」と。
Kiinaもインタビューで「胸が切なくなって、レコーディングの時に泣きそうになった。すごく好きな作品」とお話ししています。
この曲は「Kiina版『僕は泣いちっち』」だったんですねえ(^_^)
6月に出されたアルバムの初回限定盤には「心ころころ」のMVが付いていました。
主人公の故郷と思われる河原を歩くKiinaと、隅田川の河川敷にいるKiina。確か少し上流の足立区あたりでのロケだったと思います。